「CAを辞めてよかった」という5人の体験談を集めました。どんな悩みや不満があって辞めたのか、参考にしてみてください。
男性 | 女性 | |
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20代 | – | 4人 |
30代 | – | 1人 |
40代 | – | – |
キャビンアテンダントを辞めた理由ランキング
飛行機内で、乗客のサポートをするCA(キャビンアテンダント)。
食事やドリンク、毛布などのサービス、シートベルトなど安全面の確認が主な業務ですが、荷物の上げ下げを手伝ったり、体調の悪い方・小さな子連れなど事情のある方のフォローをしたりと、幅広い対応をしています。
航空業界の華であり、一般的に憧れの職ですが、英語を中心とした語学力、広い視野、臨機応変な判断力、体力などが求められるハードな職業でもあります。
そんな中、実際にCAを辞める理由はどんなものが多いのでしょうか。
5人の体験談から調査してまとめてみました(複数回答)。
【1位】体力的につらい(5人)
5人全員が「不規則な勤務がつらい」「ハードな業務なので一生は働けない」といった勤務の大変さを感じていました。
乗務中、神経を張り巡らせて保安管理やサービスを提供する業務自体も大変なものですが、「移動が多い」というCAの特色をストレスに感じた方が多いです。
国際線では時差や気候の違いが、体に大きな負担となります。
中には不規則な勤務のために体を壊してしまった方もいました。
国内線の場合でも、時差こそありませんが1日で2~3往復をこなしたり、朝は東京で昼は北海道、夜は沖縄と1日で日本中を飛び回ったりします。
自宅に帰れないことも多く、ゆったりとリラックスするのが難しかったり、早朝や深夜の出勤があったりと言う点も、CAならではの悩みどころでしょう。
こうしたフライト中心の生活から「一生続けるのはきつい!」と転職を決意するCAは多いです。
自分の人生設計やワークライフバランスを考えると、もっと地に足着いた職に就きたいと思うのも仕方がないことです。
【2位】人間関係(3人)
CAを辞めたい理由として、人間関係も挙がりました。
近年は男性も増えてきていますが、やはりまだCAは女性社会です。
今回の調査では「大奥のようなイメージ」といった表現も聞かれ、人間関係には特有の複雑さがあります。
また、華やかなイメージに反して体育会系の世界です。CAは接客だけでなくお客様の命を預かる業務でもあり、サービスの基礎から緊急保安訓練まで、厳しいトレーニングを行います。
加えて、CAの立ち居振る舞いが航空会社のイメージに直結するため、身だしなみや仕草、言葉遣いにいたるまで細かなルールを守らなければなりません。
上下関係がしっかりと決まっていますし、重箱の隅をつつくようにダメ出しをされることもあるでしょう。
厳しく威圧的な先輩に目をつけられてしまうと、参ってしまうかもしれませんね。
以上がCAを辞めた理由です。
CAを辞めた後の転職先はどんな会社・職種が多い?
CAを辞めて別の道に進んだ人は、どうやって転職活動して、どんな仕事に就くことが多いのでしょうか。こちらの記事にまとめたので読んでみてください。