プログラマーから転職!未経験&異業種への転職で失敗しないコツとは

プログラマーからの転職

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スマホや家電製品、銀行、公共交通機関、社内システム、SNS、ゲームなど、便利な暮らしを裏から支えているプログラマー。

一般の方には直接分からないものが多いですが、よりよいシステムの構築、エラーへの迅速な対処など、なくてはならない仕事ですよね。

そんなプログラマーを辞めて異業界に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。

プログラマーから転職した5人の体験談・口コミを紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。

プログラマーの転職理由1位は「長時間労働」

プログラマーを辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものか、5人の転職理由を調べました。

1位 長時間労働がきつい 3人
2位 仕事が合わない 2人

20代女性

年収の割りに激務が続き、帰宅が深夜2時になることも。休日出勤も多く、心身ともに大変でした。

プログラマーから転職する理由として一番多かったのが、労働時間の長さでした。

需要過多なIT業界は全体的に人手不足です。

プログラマーも、プログラム言語や知識、論理的思考などのスキルを必要とするため、人材不足が常態化しています。

また、時間を問わずエラーの対応をしたり、スキル向上の勉強をしたりといったものも必要で、深夜までの残業や休日出勤などの長時間労働に悩むプログラマーは多いです。

実際に体を壊してしまった方もいました。

加えて、プログラマー業界は全体的に年収が低め。

転職理由としては「長時間労働」を挙げた方が多かったのですが、その根底には「つらい仕事の割りに稼げない」という給料面の不満が内在していたと感じます。

30代女性

周りに知識のある人が居なかったので、エラーの対応や責任を一人で負わなければならずストレスが大きかったです。

20代女性

黙々と作業するので1日ほぼ喋らない日もあり、自分が想像していた会社員生活とは乖離していました。

チームでの仕事が多いプログラマーですが、プロジェクトによっては自分のスキルが役に立たなかったり、早急な対応のために熟練者に負担が偏ったりといった場面もあります。

また、ひたすらPCに向かって作業を突き詰めていくことも少なくありません。

そういった職場の雰囲気が合わない、プログラマーの業務スタイルが自分に向いていないと感じる方もいますね。

プログラマー業界は年齢の若い方が多いですが、このように仕事自体に違和感を持つ場合はなるべく早い転職がおすすめです。

プログラマーを辞めた人の転職先は?転職成功例まとめ

プログラマーは開発言語など専門的な知識や技術を習得しています。

こうした知識やスキル自体はもちろん、「新しい知識を身につける学習力や向上心」は他の業界への転職でも大きな武器となるはずです。

では、実際にプログラマーを辞めて転職した人は、どのように転職を成功させたのでしょうか。

プログラマーを辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。

事務職への転職成功例

20代男性

伝票整理などをする事務員ですが、作業を効率化するためのツール開発や管理もしています。

20代女性

転職先ではPC操作に慣れていない人が多いです。私は一通りの操作ができますしVBAの作成もできるので、そういった面で頼りにされています。

転職経験を調査した5人のうち3人は事務職に転職しました。

休日が確保しやすい、PC操作に慣れているといった点から事務職を選んだ3人。

入社後は予想以上にプログラマーの経験や知識が活かされて職場でも重宝がられているとのことです。

プログラマーにとっては当然と思われるようなことでも、他業種の方には難しいこと・思いつきもしないことは多いです。

そうした新しい視点とそれを実行できるスキルがあるので、事務職では即戦力として活躍できるかもしれません。

営業職への転職成功例

20代女性

もっと自主性のある仕事がしたいと営業職を選びました。契約さえ取れればあとは自由な完全成績主義が自分に合っています。

他の業種に比べて、自由度の高いイメージのある営業職。

自分が頑張った分だけ「契約」という結果につながり成績として評価されるという点も、プログラマーとは違います。

しかし、プログラマーとして鍛えられた専門性を突き詰める意欲や向上心は、営業職でも大きく役立つはずです。

また営業職は、顧客へのアプローチ手段として幅広い経験値・年齢層の人材を求める傾向があります。

たとえば30代40代と年齢を重ねると他業種への転職は難しいですが、営業の場合は比較的門戸が広いので、異業種からの転職先として人気があります。

ほかには

  • 児童英会話教室の講師

に転職した人がいました。ほとんどの人が派遣社員や契約社員ではなく、正社員として採用されています。

プログラマーから転職するためのおすすめ転職サイト・転職エージェント

プログラマーを辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。

「リクナビNEXT」には登録しておこう

リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。

特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。

また、リクナビNEXTには会社をすぐに辞めるつもりがなくても登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。

「プログラミングやPCスキルの高さ」を自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。

相談したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。

リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない人にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。

リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。

プログラマーから転職すると年収は上がる?下がる?

激務の割りに年収は低い傾向にあるプログラマー。現在の収入に不満を感じる方も多いので、転職したら年収は増えるのかは気になるところですね。

年収アップ 3人
ほぼ変わらず 0人
年収ダウン 2人

年収が下がってしまった方は2人いました。しかしこの2人は「激務でうつを患ったのでお金より時間を大事にしたい」「子育て中で時短勤務」といった事情のある方たちです。

それ以外の3人は40万~100万と大幅にアップしました。

プログラマーは平均年収が高い業種ではないので、転職で給料が上がる可能性は十分にあります。

プログラマーを辞めてよかったのはこんなところ!

転職サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、辞めてよかったと感じているポイントをまとめました。

休みが増えた・早く帰れる

30代男性

データをソフトウェアに入力する事務員をしています。決まった仕事をこなせば帰れるので残業をしたことはありません。前職では突発的な業務など残業が当たり前でしたが、今は「残業するのは仕事ができない人」とみなされる環境で全く違います。

20代女性

前職より年収が上がり、かつ残業や休日出勤が減ったのがよかったです。祝日が休みになったこともあり、前職のころに多かった体調不良が治まっています。またプライベートな時間を楽しめるようになりました。

深夜までの残業や職場への泊り込みなどが常態化しているプログラマー業界。

「転職して休めるようになった」「早く帰って自分の時間が持てる」という声が多く集まりました。

長時間労働は、心身ともに大きな負担になり病気になってしまう可能性もあります。

そうなると仕事どころか生活そのものが犠牲になってしまいますから、休みやプライベートな時間は重要ですね。

やりがいがある

20代女性

保険の営業は、たくさんの人に会って刺激を受けられます。成績第一で評価される点も気に入っています。

30代女性

児童向け英会話講師をしています。生徒の成長を間近に見られますし、生徒や保護者と直接やり取りすることで「役に立っている」と実感できるのが嬉しいです。

仕事の大きな目的は稼ぐこと、という方も少なくありません。

しかし長い人生、毎日働くことを思うと「やりがい」や「仕事が楽しい」と感じられることは重要なポイントです。

前職より自分に合った職に就けたなら、転職は大成功と言えるでしょう。

転職したいと感じたときがタイミング!思い切ってチャレンジを

プログラマーとしての経験や専門知識を捨てて他業種へ転職するのは、不安があるかもしれません。

未経験での転職に苦戦することもあるでしょう。

しかし今までの経験がゼロになるわけではありません。

今の時代、PCやシステムを全く使わない業界というのはまずないので、むしろプログラマーとしての経験や知識はどこへ行っても活かせるはずです。

プログラマーはその激務から心身ともにダメージを負ってしまう方も多いですが、自分をないがしろにしてまで続けなくてはならない仕事なんてありません。

辞めたいと感じたなら、その自分の気持ちを大切にして新しいチャレンジをすることも大切です。

転職は年齢が若いほど有利です悩んでいるうちに時間が経ってはもったいないので、早めに行動しましょう