やりたいことがあるならタイミングを逃さずに|プログラマーを辞めたい人の転職体験談

プログラマーを辞めたかったYさん(32歳・女性・神奈川県)が転職した体験談です。

仕事内容 外資系企業のIT部署でのプログラマーから児童英会話教室の講師に転職
年収 500万円から100万円にダウン

最初の転職先ではアクセスVBAでシステム構築

新卒で入った企業でPC作業に慣れ、最初の転職先の会社でエクセル、アクセスVBAを使った発注管理、工程管理等のシステムを構築するようになりました
周りに同等の仕事が出来る人・知識のある人がおらず、上からのプレッシャーを感じることなく自分の好きなように開発出来たので、納期は大変でしたがやりがいを持って作業が出来ました。

ユーザーの使い勝手を第一に考え、細かい仕様を設定していく作業が非常に楽しく、思い通りのプログラムが出来て数百人の人が使ってくれるようになると「この仕事は自分に向いている」と思うようになりました。
6年くらいの間にいくつものプロジェクトを経験して、褒賞をもらうようにもなり、自信もついてきました

出産を機に、全く違う仕事をやってみたくなった

やはりIT関連の職種というのは使うソフトがアップグレードされていくものですから、追いつくために常に自分自身で勉強していかねばなりません。
また、ユーザーはいくらでも使い勝手の良さを求めてきますし、エラーは即時、原因を追究して対処しなければなりません。

周りに知識のある人が居なかったため、それはある面では仕事がやり易くもあったのですが、別の面では責任を一人で取らなければならないので重い仕事でした
もちろん精神面など上司や同僚がフォローしてくれる部分はあるのですが、結局はエラーに対処できるのは自分だけ、という事実が重く感じました。

実際に問題になるような大きなことは起こりませんでしたが、常に「もし何か起きたら」という緊張状態ではありました。
そういうことでストレスが少しずつ溜まってはいました。

そしてその頃出産を経験したことで、何か全く違う仕事をやってみたい、という気持ちが芽生えてきました

得意の英語を活かして試験にも合格したけど…

子供が幼児の頃、ちょうど家族で県外に引っ越しをすることになり、思い切って退職しました。
失業保険をもらいながら、ハローワークに通いました。

もともと英語が得意で、家でも子供たちに英会話を自己流で教えていましたので、英会話教室で教える、という仕事をやってみたいと思っていました。
大手有名英会話教室の講師募集にも応募し、研修を受けて試験に合格もしましたが、いつまでも「待機」状態が続き、就職には至りませんでした。資格を持ったまま現在もその教室では仕事はしていません。

その後、ハローワークで紹介のあった、地方限定の児童英会話教室の講師の面接テストに合格し、採用されました

求めた希望条件は、安定した企業であることと、自分の子供との時間を持ちたかったので、しばらくは短時間の勤務でOKであること、車で通えることでした。
また、自分自身の英語のスキルも上げていきたいので、外国人がスタッフにいること、研修もしっかりあることも希望しました。

勤務校が決まらなくて、ほかで探すことに

最初にハローワークで紹介された教室のことですが、大手の教室だから大丈夫と思って面接を受け、試験にもパスし遠方での研修を1週間こなしたのに、いつまでたっても「勤務校」が決まらず、困りました
他に10名ほど研修で一緒でしたが、数人と連絡を取ったところ他の人も同じ状態と分かり、「補充用にキープしておくための採用だったのでは」と疑ってしまいました。

問い合わせしても「待っていてください」の一点張りで進捗がなく、仕方なく他を一から探さなければなりませんでした
子供を預けていた保育園に就業証明を出さなければならず、なかなか仕事が決まらないので焦りました。

全く未経験の仕事、すべてが新鮮!

何しろ全く未経験の仕事なのですべてが新鮮です
今まで働いていた会社とは、当然ですが、出勤した瞬間から全く別物です。

頭も体もを使う仕事なんだ、というのを非常に意識しています。
ほとんど座りっぱなしだった会社員時代の自分と比べて、子供たちを前にして、ぎこちない手足の動きに自分で注目して笑ってしまう感じです。

最初は思うように進められずオロオロすることもありました。
1時間という単位でいわば一つの「プロジェクト」を完成させなければならないので、スピード感があります。

子供が相手の仕事なので、PCを前にむっつりしているのとは違って、明るいエネルギーが必要な仕事です
自分の話すこと、書くこと、全てが注目されているので、いつも「外用」の自分でいる必要があります。

収入は大幅ダウン、でも子供の成長を見れる素敵な仕事

研修がしっかりしていて、ネイティブとペアを組んで授業をする、という形式が良いと思いました。
月一度の講師会議などで他の講師の方と情報交換ができるのも良かったです。

収入は正直言って大幅ダウンも良いところですが、やりがいという面では勝ります

良かったことは、まず、他の職種を経験したいという希望を叶えられたことです。
安定した場所から飛び出してみて、いろいろマイナス面はありますが、今の自分にはこれが必要だった、と思えたことです。

人に何かを教えて、成長を目の前で見ることができる仕事は素敵だなと思います
子供たちから英検に合格したよと電話で報告を受けたり、お母さんたちから「英会話に来るのが一番楽しいって言ってます」と言われたり、直接、「この人の役に立っている」と思えるのが単純に嬉しいです。

反対に、想像はしていたものの少し残念に思うのは、やはり収入面では厳しい世界だなということです。
雇われている身なので、生徒さんは高額な月謝を払っているようですが自分のところには入ってくるのは半分くらいだと思います。

自宅で自分で教室を開くという道を模索してみようかと思う今日この頃です。

タイミングが大事!やりたいことがあるなら準備すべき

やりたいな、気になるな、という仕事があるのなら、やってみればよいのでは?と思います。
ただ、場合によっては収入が半分以下になることも覚悟の上で、ですね。

おそらく、人生のうちで、違う場所へ飛び出すことが可能な時期ってあまりないと思います。
タイミングが大事です。

だから、やりたいことを持っているなら、もしも「今を逃したら次はないかも」という時がきたら自分はどうするか、ということを、金銭面のやりくりや家族の説得など、日ごろから考えて準備をしておくべきだと思います

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