プログラマーを辞めたかったネイサンさん(30歳・男性・兵庫県)が転職した体験談です。
仕事内容 | スマホ用ゲームアプリの会社のプログラマーから事務機器販売店の事務職に転職 |
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年収 | 350万円から400万円にアップ |
課金型ゲームの開発を5年以上経験
スマートフォンでダウンロードして遊ぶ、課金型のゲームの開発やプログラムをしておりました。
元々はゲーム会社だったのですが、近年、コンシューマー向けのダウンロードゲームは遊んでもらえないということになり、スマートフォンのゲームを開発することになり、その仕事をしていました。
私の主な仕事はゲームシステムの構成を考えるのとインターフェース類を考え作る仕事をしていました。
経験については5年以上そういったゲームを作る仕事や依頼されてゲームを作る下請けなどの仕事をしていました。
下請けをする際は有名なゲーム会社よりもマイナーな海外からのスマホゲームなどの開発をしていましたので、私が働いていた会社は有名ではないです。
会社が倒産間近に…手堅い事務職を選択
まず、会社の業績が悪くなり、リストラが相次ぎました。
その癖に一人当たりの仕事量が増える一方で、そのうち誰も仕事をしなくなり、会社が倒産間近になり、慌てて転職先を探しました。
別の業種として安定している事務の仕事があればそちらに転職したいと思い、事務の仕事を選びました。
プログラマーの仕事を止めた理由は将来性を見出せないからです。
その上、他のところに転職をしても同じようなお給料で同じような仕事内容で、スマホのゲーム開発が主体で、前の仕事と大差が無いと感じ、転職サイトに記載されている仕事に魅力を感じなかったから違う仕事にしました。
転職して、また同じ仕事内容で、同じ目にあったら年齢的に再度転職するのは難しいと考えていましたから手堅く事務にしました。
事務職への転職、かなり時間が掛かった
転職には転職エージェントなども使用しましたが、私の場合は年齢と過去の実績がゲーム作りなので、事務の仕事には転職エージェントでは就けなかったです。
そこで、もっと身近な仕事を募集しているタウンワークやハローワークで仕事を探して転職活動をしました。
タウンワークやハローワークでも仕事を探すと見つかりましたが、いかんせん、事務の仕事は結構埋まっていたので転職にかなり時間が掛かりました。
その際にはフリーランスで仕事をしていましたので何とか食いつなげることはできました。
給料は別に前と同じでもよかったので、問題は仕事における拘束時間です。
プログラマーの仕事は家に変えることができなかったりしてものすごく忙しく会社に缶詰状態でした。
最低でも12時間以上の労働はちょっと遠慮させてもらいたいという希望でした。
年齢の壁と事務経験のなさから苦戦
一つは年齢の壁と仕事の経験の無さが露呈した点です。
転職エージェントでは私の場合、事務への転職は無理で同じゲームの仕事ばかりを斡旋されましたので凹みました。
そこで、今度はハローワークで仕事を探すと初心者でもOKということでしたのでそちらに応募しました。
すると今度は、実際には仕事場が無い、正確には会社が倒産していたり、なかったりということが多々ありました。
しかし、あきらめるわけには行かなかったので我慢して仕事先を探しに探しました。
念願の事務員に!取引先の情報データを1人で管理
転職先の仕事は事務機器を販売している商店の事務員として仕事をしています。
仕事内容は売上表の製作や取引先との売買におけるやり取りで、どんなことをして何をどのくらい販売したかなどを細かくソフトウェアに打ち込み情報をまとめる仕事をしています。
仕事は私のほかに3名で事務の仕事をしています。
初めは2人から仕事を教えてもらい仕事をしていましたが、今では一人で与えられた取引先の情報データを一人で管理しています。
よくお茶を社長に入れたりするのも事務の仕事という方もいるかもしれませんがそのような仕事は一切無く、与えられた取引先や会社の売り上げデータを淡々と打ち込む仕事です。
たまに部屋の蛍光灯が切れたら脚立に登り交換くらいはするかもしれません。
決まった量の仕事をこなせば後は自由
ハローワークで初心者でも可であり、社員登用があり、その会社に決めました。
社員登用も期間を見て社員登用となっていました。
説明では定年で辞めてしまった事務員さんの代わりを探していたとなっていたのでは入れるかと思い、その会社に決めました。
まず、プログラマーの仕事のように仕事内容がころころと変わるわけでもなく、ゲームのプログラムのように下請けで仕事をしているわけでもありません。
決まった量の仕事量しかなく、その仕事をこなせれば後は自由です。
ですが、たまに急ぎで新しい取引先の追加や新しい取引の決算などが発生するので定時の時間までは仕事場にいないといけません。
ですが、ずっと仕事場に泊り込みで仕事をするわけではないのでものすごく気が楽です。
忙しいところの事務の仕事はどうかは分かりませんが忙しくても定時には仕事は終わりますし、残業などもしたことが無いので前の仕事と比べると楽です。
想像と違ったことに関しては残業をする人間は仕事ができないとみなされます。
ですが急な仕事で残業を皆がする場合、仕方の無い残業になる点がそんなシステムなんだと思い、想像と違っていました。
異業種への転職の場合、転職エージェントは向いていない
転職に付きまとうのは年齢と仕事の成果です。
仕事で成果がある場合だと転職をする際、同じ仕事を必ず斡旋されます。
これは当たり前のことで、ゲームのプログラマーから土木業などやったことの無い仕事を斡旋して貰えることはまず無いです。
ですので、そういった仕事を探すのであれば転職エージェントのように即戦力を必要としている転職サイトを使用するのではなくもっと身近な仕事を探すペーパーやサイトで仕事を探すと良いです。

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