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家庭で、生徒一人ひとりに合わせた学習指導を行う家庭教師。
個人契約で先生をしている方もいますが、学研やトライなど大手グループの社員として派遣されるパターンも多いです。
学習面はもちろんのこと、学校や塾の先生、親御さんとは違った角度から私生活やメンタル面のサポートをすることもあり、子供たちにとって重要なポジションとなります。
子供たちの成長を間近に感じられ、やりがいを感じますよね。
反面、多感な時期の生徒への対応や保護者への営業活動、自己研鑽など苦労も多いです。
そんな家庭教師を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。
元家庭教師5人の体験談・口コミを紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。
家庭教師の転職理由は「経営方針に対する不信」「他の仕事をしたい」が多い
家庭教師を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、5人の転職理由を調べてみました。
1位 | 経営方針に対する不信 | 2人 |
---|---|---|
2位 | 他の仕事をしたい | 2人 |
3位 | 安定したい | 1人 |
20代男性
「企業の経営方針が合わない」という転職理由。
少子化の影響から、教育業界では市場の縮小が懸念されています。
そのため、家庭教師業界でも教材販売や教科の追加など、顧客の囲い込みや客単価のアップに注力する企業は多いです。
家庭教師をしている方は純粋に「生徒の助けになりたい」という思いがあるので、ノルマのために必要性の低い教材を売ったり、授業時間を増やしたりといった営業行為に違和感を感じることも。
教師としての理想と、社会人としての行動とがかけ離れてしまうと、続けていくのはつらいですね。
20代男性
学生時代のバイトからそのまま就職するといったパターンも多い家庭教師。
働くうちに、もっとやりたいことを見つける方も少なくありません。
「勉強しかできない、他の経験がない自分に不安を感じる」といった声もありました。
一度きりの人生ですから、興味のあることにはどんどんチャレンジしていきたいですよね。
また、「学生バイトの延長で正社員ではなかったので、就職して安定したかった」という方もいました。
他方で、他の職種では多い「向いていない」「仕事が合わない」という理由はありませんでした。
家庭教師を辞めた人の転職先は?接客・介護・技術職が人気
家庭教師は、人の役に立ちたい、という気持ちを持った方が多いです。
また、学び続けることや指導の工夫など、向上心・向学心が強いのも特徴といえるでしょう。
そうした人々は、どのように転職を成功させたのでしょうか。
家庭教師を辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。
家庭教師は「学習経験と向上心、献身的な気持ち」が転職の大きな武器になります。
人と関わる業種への転職成功例
30代男性
20代男性
生徒と1対1でコミュニケーションをとり、その子にあわせた学習計画や指導をする家庭教師。
相手気持ちを推し量ったり、分かりやすく伝え方を工夫したりといったコミュニケーション力には長けていますよね。
その経験は、他の業界でも大いに活かせるはずです。
専門職への転職成功例
20代男性
20代男性
家庭教師を辞めて転職した方は、専門職を選ぶ方が多かったです。
新しい技術の習得・学習に意欲的な方が多いので、専門的な知識やスキルが必要な業種に向いています。
事前に資格を取得しておく・基本的な学習をしておくなど、持ち前の向上心と学習ノウハウを活かせば未経験の職でも大きなアピールになるでしょう。
ほかには
- 貿易会社の一般事務
に転職した人がいました。ほとんどの人が派遣社員や契約社員ではなく、正社員として採用されています。
家庭教師からの転職におすすめ転職サイト・転職エージェント
家庭教師を辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。
まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。
「リクナビNEXT」には登録しておこう
「リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。
特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。
また、すぐに辞めるつもりがなくてもリクナビNEXTには登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。
しっかり自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。
相談したいなら「リクルートエージェント」
「リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。
リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない人にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。
リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。
家庭教師からの転職で年収はキープできる?
家庭教師の給与水準は決して低くありませんが、転職してもキープできるのでしょうか?実際に転職した方の年収変化を見てみましょう。
年収アップ | 4人 |
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ほぼ変わらず | 0人 |
年収ダウン | 1人 |
1人を除いて、専門職や英語を活かせる職に就いた方など、4人は年収が増えていました。
しかも、120~250万と軒並み大幅なアップです。
家庭教師をしている方は能力値が高い傾向にありますから、スキルを活かせる場に行けば給料が上がるのも当然ですね。
家庭教師を辞めてよかったところは「成長できる」や「給与アップ」
転職サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、実際によかったと感じているポイントをまとめました。
成長できる
20代男性
20代男性
今まで知らなかったことを知れる、できなかった事ができるようになる、というのは嬉しいものですよね。
ずっと同じ職場にいると、ルーティン化してしまったり代わり映えのない毎日になりがちですから、新しい職場・環境はとても刺激的。
一歩ずつ自分の成長を感じられると、仕事へのモチベーションも一層高まり、生活にハリが出るでしょう。
給与が増えた
20代女性
30代男性
今回の調査では、ほとんどの方が100万単位で年収増となりました。
仕事の目的はお金のためだけではありませんが、やはり自分の働きが評価されて収入になるというのは嬉しいもの。
金銭面が充実すると精神的な余裕も持てるので、より仕事にも励めるでしょう。
現状に満足していないなら思い切ってチャレンジを!
現状、家庭教師の職に大きな不満はないかもしれません。けれど満足もしていないのではありませんか?
それならば思い切って、新しいことにチャレンジするのもひとつの手です。
学習の基本を押さえているということは、新しい知識を学び、技術を習得できるということ。
人手不足に悩む業界・企業は多く、たとえ未経験でも、きちんと学び成長していける人材が求められています。
その点、家庭教師からの他業種への転職は有利なのです。
ただ、年齢を重ねると求人数が少なくなり、若い方よりは不利になってしまいます。
少しでも早く動いたほうが好条件で転職できるので、現状に満足していないのなら今すぐ転職活動を始めましょう。