【作業療法士から一般企業への転職】成功させた人の転職先はどこ?

作業療法士からの転職

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患者さんの社会復帰の手助けや、生きがいを見つける手伝いをする作業療法士。

不安を抱える患者さんが少しずつ自身を取り戻していくさまを間近で支えられるやりがいのある仕事です

作業療法士を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。
元作業療法士6人の体験談・口コミも紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。

作業療法士の転職理由は「仕事が忙しい」「給料が低い」が多い

作業療法士を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、6人の転職理由を調べてみました。

1位 仕事が忙しい 4人
2位 給料が低い 2人
2位 上司との関係が悪い 2人

20代女性

リハビリの他の業務も多く、必ず残業をしないといけないが、残業20時間を超え、部署目標を達成出来ないと賞与。忙しさからプライベートも楽しめず、仕事で頭がいっぱい。

20代女性

毎日重労働にも関わらず給料は低く、自分のために使える時間は少なく、どんどんやる気を無くしていった。上司との関係も悪く、職場の空気も最低だったところも早めに転職した理由です。

30代男性

給料が上がらず、休みが少なかった。日曜は休みなのにほぼ毎回仕事。院長に増員などをお願いしても一蹴。給料が倍もらえる、残業代が出るならまだしも、サービス労働だったので、肉体的にも精神的にも限界が来てしまいました。

多かったのは「仕事が忙しい」という声。

リハビリなど患者と向き合う時間は大切ですが、ほかにも業務は山積みとなっています。そんな状況を大変に感じている人が多いです。

その上で給料が低い、上司との関係が悪いといったことが重なって転職を考えるきっかけになったという傾向があります。

一方、他業界でよくある「向いていない」といった理由で辞めた人はいませんでした。

作業療法士を辞めた人の転職先を調査!

せっかく作業療法士としてキャリアを積んだのに、辞めてしまうのはもったいない。そう考えてしまう人もいますよね。

そんな中、元作業療法士はどのように転職を成功させたのでしょうか。

次に選んだ転職先についてまとめました。

公務員・役所への転職成功例

20代男性

ちょうど公務員試験の応募できる時期だったため、試験を受けることにしました。病院で患者さんを相手に仕事をしていたせいか、面接はうまくいったように感じました。

30代女性

市のホームページについて台から見直しつつ、ユーザビリティを高くするべく奮闘しております。高齢者の多い地域なのガラケー主体で欲しい情報がすぐにわかるようにするという点では作業療法士の経験が活きているかなと感じます。

公務員試験にチャレンジする人もいました。国家資格取得にむけて努力していたため、このような試験を目指す人も。ただ資格免許職の採用試験は資格取得が条件となるものもあるので注意です。

営業職への転職成功例

20代女性

医療機器メーカーで上肢のリハビリに使うロボットの営業をしています。作業療法士で上肢ロボットの適応である麻痺の患者様を沢山担当させてもらっていた経験が役立ち、上肢ロボットの効果を理解した上で営業する事が出来ています。

他の業界へ行っても、作業療法士の業務で得た経験やスキルが役立てているという人もいます。専門的な知識が必要な職業だからこそ、業界が変わっても重宝されますよね。

ほかに転職先として

  • 梱包メーカーの工場勤務

  • アパレル業界の販売

  • 水道業界の設備

などの一般企業を選ぶ人がいました。他業種に多い事務職を選ぶ人は、6人の中にはおらず、契約社員・派遣社員より正社員になる人が多い傾向です。

作業療法士からの転職におすすめ転職サイト・転職エージェント

作業療法士を辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。

「リクナビNEXT」には登録しておこう

リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。

特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。

また、すぐに辞めるつもりがなくてもリクナビNEXTには登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。

しっかり自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。

相談したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。

リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない人にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。

リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。

作業療法士からの転職で年収はどうなる?

作業療法士からの転職前後での年収を比べてみました。

年収アップ 2人
ほぼ変わらず 3人
年収ダウン 1人

6人中5人が年収アップかキープとなっています。中には100万円以上あげた人がいます。作業療法士から転職して給料が上がる事は十分に見込めそうですね。

給与の相場は業界によって変わりますが、転職にあたっては年収軸で探すのか、やりがいや業務内容で探すのか、自分の中で軸を決めると納得しやすいですよ。

作業療法士を辞めてよかったところは「給与があがった」や「やりがい」

転借サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、実際によかったと感じているポイントをまとめました。

給料があがった!仕事も充実!

30代男性

やはり給与面でも休日面でも、待遇面が良くなったことです。残業が多いわけでもないので、単純に喜びを感じています。一般企業は残業が多いイメージがありましたが、自分の働き方次第で、それは覆せます。

30代男性

作業量が多くても、残業代はしっかりと出て、休みに出勤にしても代休も取れるので、前職よりかなり満足してます。何よりもプライペートが充実しているので、そこが一番の満足しているところだと思います。

多かったのが、残業がなく、長時間労働や休日出勤もなくなったことからプライベートを満喫できるという声です。給料があがったのがよかったという人もいます。

やはり自分の時間をしっかり確保して、ワークライフバランスをとって働ける職場がいいですよね。

やりがいがある!

20代女性

自分の営業で売り上げが上がる事に、とてもやりがいを感じられますし、様々な場所へ営業へ行くのも楽しいです。売り上げが増えれば、能力を認められて給料や賞与にも反映されますので、モチベーションが高まります。

20代女性

古着屋で働いていますが、とにかくずっと働きたかった場所で毎日働けていることがとても幸せです。自分が欲しくなってしまうような服を自分の手でお客様に提案でき購入して下さった時は働いていてよかったと毎回思います。

やりがいは、給与面はもちろん、業務内容でも感じることが出来ます。

自分が不満に思っていることを解消できる転職がいちばんではないでしょうか。

作業療法士を辞めたいと思ったときが、辞めるタイミング!

転職は、勇気がいることです。

特に国家資格を持っていると、もったいないという思いや、転職に失敗したらどうしようという不安から働き続けてしまうという人もいます。

それでも、実際に転職をした人からは「チャレンジする気持ちを忘れずに、まずは現状打破するために、勇気ある一歩を踏み出してみてください。貴方の前職での頑張りは、必ずや次の職場でも生かされます」「病院でリハビリをしている時は、他の職に就くなんて考えもしなかったですが、今では毎日が本当に充実しています」といった声が寄せられています。

いつか転職することを考えているなら、思い切って早めに行動しましょう。

悩んでいるうちに年齢が上がって、少しずつ転職しにくくなってしまいます。未経験の仕事への転職は、若いほど希望に合った条件で転職しやすいので可能性が広がりますよ。

転職時期を相談したい、辞め方がわからないなど、不安に思う人はエージェントに相談してみてはいかがでしょう。