看護師を辞めたかったももりったんさん(20代・女性・茨城県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 看護学校一体型総合病院から自動販売機の事務に転職 |
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年収 | 500万円から600万円にアップ |
国家試験で職に困らないということで看護師に
特にやりたいこともなく大学にも行く気がなかったため国家試験で職に困らない職業ということで、高校卒業後すぐに看護専門学校に入学しました。
仕事の内容としては、最初の1年目は、先輩看護師さんにいいろいろ指示をしてもらいながら、患者様の清拭やベッドメイキングやカルテの入力がメインでした。
2年目の最初の3ヶ月は、先輩と一緒に歩き患者様の採血の仕方や接し方、点滴の準備などを教えてもらいました。
4ヶ月が過ぎたころからは、自分で考え行動し、1人で患者様を担当しました。
患者様のカルテの管理やご家族との会話など一通り行いました。
もちろん先生の脇に立ち補助的なことも行いました。
夜勤の時は、患者様も寝ているので特に急ぎでやることはなかったのですが、見回りや足りない清拭道具の補充、患者様からのナースコールがないかのチェックを行っていました。
仕事とは全く関係ないことが一番の原因
疲れているのに先輩看護師からのしつこい飲み誘いや、看護師と医者の不倫現場目撃といった仕事とは全く関係ないことが一番の原因です。
不倫中の看護師と医者は、わざと勤務を夜勤にして仮眠室に2人で入り、その後片付けを新人看護師達がやることになっていたからです。
それを、他のごみと一緒にするのではなく、すぐにゴミ捨て場まで持っていかなくてはいけなく、持ち場を一瞬でも離れなくてはいけなくなってしまいました。
そのときに患者様が急変しないかとても不安で、その不安に耐え切れなくなってしまい辞めることを決意しました。
他にも少し気に入らないと2人で夜は巡回しなくてはいけないのに1人で霊安室まで回らせたりと新人いじめの実態を知ってしまったからです。
福利厚生しっかりの会社で、黙々と一人で作業したい
初めは広告や雑誌・新聞を見て探していましたが、福利厚生の信用性がなかったので水戸市の就職支援センターに登録させて頂き、仕事を探しました。
一回登録すれば見つかるまで家でもパソコンやスマホで検索出来ました。
正直何がやりたいのかとかも全くなく支援センターのスタッフさんに相談したら、自分の持っている資格や興味があることからいくつか仕事の候補を見つけてくれました。
自分自身が出した福利厚生がしっかりとしている会社の候補を出してくれました。
求めた条件としては、福利厚生、残業代がきちんと支払われるところやなるべく女性が少ないく黙々と一人で作業が出来るところは私の中で絶対でした。
他にも看護師という仕事が全く関係のない、お客様と直接会うことのない職業が希望でした。
就職活動をしたことがなく面接も悩んだ
転職活動中に大変だったことは、やはりお金です。
すぐに見つかるかと思っていましたが、自分が今何をやりたいのかもわからない状態だったので、なかなか決まらず貯金もさほどなかったので困りました。
短い期間と思っていたのでバイトもせず毎日求人とにらめっこがきつかったです。
正直看護師の募集は結構ありましたが、またやるのかと思うと憂鬱になってしまい、就職支援センターにも2週間くらい行かない時期もありました。
看護師時代はエスカレーター式だったので就職活動をしたことがありませんでした。
面接の仕方も分からず悩みました。
クレームや要望の電話対応とパソコン作業が主な仕事
今の仕事は自動販売機の事務で、職場で女は私一人です。
お客様からのクレームや要望の電話を受けたら、それをルートに電話し伝えまたお客様に連絡する仕事です。
他にも支店の掃き掃除テーブル拭き、トイレ掃除も行います。
洗濯機があるので、自販機を拭くタオルの洗濯をし、乾いたタオルを畳んでしまうと言った雑用も行います。
ルートが毎日持ってきてくれる伝票の処理や売上金の再計算、得意先のカウンター入力や支店から出金したお金の領収書の入力といったパソコン作業が多いです。
コーヒー豆を扱っているので、お客様のところから回収してきたコーヒーマシンの修理や設置する際のメンテナンス、支店の自販機の補充などを行っていきます。
雑用も多いですが、主に個人で行う仕事が多いです。
一人で黙々と作業できるところは最高!
面接時にしつこいくらい仕事の内容を確認しました。
その際の支店長の優しい対応と仕事の条件が私にぴったりだったからです。
一人で作業することの多さに魅力を感じ、有名な企業なので、福利厚生もしっかりとしていたからです。
この会社に入ってよかったところ福利厚生がしっかりしており残業代もきちんと出るところです。
一人で黙々と作業できるところは最高です。
たまにお客様からのクレームで激しく怒られたり上手くルートとの伝達がいかないときはありますが、私自身の言葉が足りない時もあるだろうししっかりと内容の把握が出来ていないときもあるのでそこは反省点でもあります。
想像と違ったのは、入社当初、引継ぎしてくれるはずの方が突然辞めてしまったらしく、全く私の業務に関して知っている人がいなかったことです。
なので、前の資料を引っ張りだしたりお客様に直接聞いたり本社の人に怒られながら聞いたりと正直最初の3ヶ月はつらいものがありました。
男しかいないので楽かと思っていましたが、思いの他お客様からのクレームの電話をした時に、今日は行けないなど我がままを言う人が多く扱いに困りました。
ハローワークにきちんと通ったほうがいい
私と同じように仕事に疲れてしまった方や今までと違う職業をしたい方は、まずはいろいろな資格を取ることをオススメします。
資格を取っていくうちに本当にやりたかったことや興味が沸いてくるものが見つかると思います。
また、職探しでは県や地域でやっているハローワークにきちんと通ったほうがいいと思います。
新聞や広告も良いのですが、正直良いところしか書いてありません。
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