ニートを辞めたかったたっくんさん(24歳・男性・埼玉県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 大学卒業後1年間のニートからIT業界のシステムエンジニアに転職 |
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年収 | 0万円から250万円にアップ |
大学4年はひたすら授業で就活ができずニートに…
大学入学後、バイトや遊びと学校の授業をサボっていたこともあり、就職活動を行う4年生の時期に単位が足りませんでした。
そのため、就職活動を行わず単位取得のためにひたすら授業を受けていたせいで、卒業後も定職がなくニートをしていました。
生活の内容としましては、基本的にお昼過ぎくらいに起床し、スマホでソーシャルゲームのタスクを一通りこなした後、パチンコ屋さんへ行ったりバッティングセンターへ行き時間を潰しておりました。
友人が平日休みの仕事をしていたこともあり、昼間から友人の車へ乗り込みあちこちふらふらしたり、居酒屋でお酒を飲んだりしていました。
友人が仕事の日は近くにある川や野池でブラックバス釣りをして過ごすことも多々ありました。
貯金も底をつき、就職活動を開始!
ニートをしているとだんだんと家に居場所がなくなり、親や兄弟からの視線や態度がきつくなり、友人と遊ぶにしてもお金がないため遊ぶ内容が限られ、旅行にすらいけない毎日を繰り返しているうちに嫌気がさしていました。
欲しいものがあっても収入ができないため、買い物すらできず手に入れられなかったものも多いです。
どんなに欲しいものでも定職についていないためクレジットカードなど持てるわけもなく、金融業者に借り入れを受けても返せるアテがないため買い物も諦め、
友達も堅実に貯金をしているという話を聞いているうちに自分の中で危機感が芽生えました。
しかし、そんなすぐには動けず、それから半年近くもだらだらとニート生活を過ごしていたのですが、大学時代にアルバイトで貯めた貯金も底をつき、このままではダメだと思い就職活動を開始しました。
IT業界で教育制度が充実している会社を探した
当時は第二新卒扱いだったため、第二新卒に強い転職サイト探しから始めました。
その中でRe就活という転職サイトを見つけ登録しました。
もともとパソコンをいじるのが好きだったため、パソコンを触る仕事を探しているうちにサーバーエンジニアやネットワークエンジニアの記事を見つけ、IT業界メインで探すようになりました。
とはいえ、何百という会社から一つの会社を絞るのは難しく、ホームページや企業概要等で情報を収集し、自分に合った内容の会社の面接を受けておりました。
他の人より1年分のハンデがあったため、教育制度が充実している会社を重点に探しました。
資格取得やスキルアップを推奨しており、初心者でもしっかり支援してくれることを条件に会社選びを行いました。
また、プライベートも充実させられるように年間休日数も加味して選びました。
履歴書の書き方や面接時のマナーも分からなくて
1年間ニートをしていたため、その間の実績も成績もなく、面接時に説明するのが大変でした。
また、大学生時代に就活セミナーや面接練習等に全く参加もしたことがなかったため履歴書の書き方や面接時のマナーもわからず、ネットで検索しても両端な意見ばかりで混乱していました。
また、お金がないため面接時の交通費が出ないところはピンチでした。
面接を受けようにも面接会場までの電車賃がないため、辿りつけなかったりもしました。
また、夏場にスーツのジャケットはとても暑く貧血で何回座り込んだかわかりません。
常駐先でシステムのメンテナンスや修理を行う仕事
会社が契約しているお客様のもとへ出向いてプロジェクトをこなすアウトソーシング事業のエンジニアとして働いております。
仕事内容は常駐先によって違いますが、サーバーの運営・保守・構築や社内社外ネットワークの運営・保守・構築また、お客様が使用しているシステムのメンテナンスや修理といった業務内容となります。
PCのセッティング作業なんかもあり、一週間で何百台のPCをセットアップすることもあります。
私が配属されたのデータセンターにてサーバーの運営や保守を行う現場でした。
サーバーは24時間休むことなく稼働しているため、夜勤のあるシフト制の業務形態でした。
サーバーの部品が壊れれば、保守業者に修理依頼を出したり、ネットワーク設定にエラーが出れば場所と原因特定をして修復を行うといった業務内容でした。
資格取得が給与に反映されるのもモチベーションに
ホームページを見た際に、社員全員で楽しく参加する社内レクが多く開催されていることを知りました。
また、教育制度に非常に力を入れており、資格取得のためのプランもたくさん揃っていたため自分にはもってこいだと思い、決定しました。
もともと力仕事や営業といった外回りの体力を使う仕事は得意ではないので、システムを構築し監視すると言った、もくもくと作業をこなすデスクワークが自分にとってはぴったりだったので大変満足しております。
また、資格も数多く取得できることから自分の頑張りが給与に反映されるのもモチベーションにつながるため、非常にやりがいがあります。
しかし、社内レクが多く会社経費が多くかかっているためボーナスは少なめです。
社内レクも毎回参加できるわけではなく、開催日に現場が休みではないといけません。
基本的に土日に開催されるのですが、土日休日ではないシフト制の現場になってしまうとその恩恵を受けられないまま、少ないボーナスをもらうだけとなってしまいます。
社員は常駐先で作業をしているため、レクに参加できないと自社の知り合いや友達が作れないので不満です。
人と関わることで人生をさらに豊かに!
自分の知らない新しい世界に足を踏み入れるのはとても怖いことだと思います。
そういう私も知らない社会に飛び出すことが怖くて仕方ありませんでした。
しかし、思っているより人と関わることはとても楽しく、人生をさらに豊かに過ごせるようになります。
就職を検討している人はぜひ自分のやりたいことを見つけ、勇気を出して堂々と新しい一歩を踏み出してください。
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