時代遅れの職場を辞めシステムエンジニアに|市役所を辞めたい人の転職体験談

地方公務員(市役所・町役場等)を辞めたかったまいさん(26歳・女性・新潟県)が転職した体験談です。

仕事内容 市役所の税務課から大手システム開発会社のエンジニアに転職
年収 300万円から500万円にアップ

希望を聞かれることは一切なく税務課に配属…

新卒で入庁しました。
自分の希望などは聞かれることは一切なく、税務課に配属となり、住民税の担当係になりました。

確定申告の補助や、確定申告後の住民税計算作業、市区町村間での住民税関連資料のやりとりの準備(全て郵送)、軽自動車税の賦課のための作業などを行いました。
日常の窓口での業務は、所得証明書の必要な方への交付、住民税に関するお問い合わせへの回答がメインでした。

住民税や軽自動車税の課税の時期になると、対象の方に郵送で支払書を送るため、数万単位の郵送物の内容確認や、数量確認などを人力でやらされていました。
年末には企業向けに給与支払報告書の提出を依頼する文書を人力で封入し、人力で数を数え、人力で宛先を確認するなどをしました。

上司が酷い、サービス残業が多く給料が安い

上司が明らかに頭がおかしく、ミスをした人間に対し、周りの人間全員に聞こえるように大きな声で怒鳴りつける、自分のミスは他人に押し付ける、棚にあげるなど非常に無責任な人間でした。
また、コネで入庁しており、現市長とも親戚関係である事からミスをしたり、部下をいびったりしても上層部は何も対処をしておらず、完全に腐敗している、という感じでした。

また市全体が貧乏であり、税収が少ない事からか、慢性的な人手不足、財源不足からくるサービス残業が蔓延しており、月に100時間ほど残業した時も10時間程度しか残業代がつかなかったりしました。
そもそも、残業代は上司が勝手に決めていて、タイムカードなど最低限の労務管理も一切出来ておりませんでした。

全く働いていない上司に対し、部下は100時間のサービス残業をし、給料は何もしてない上司が40万以上、新卒入庁者は16万程度という理不尽さが公務員の年功序列の悪い面が出ている部分であると感じました。
やめようと思った理由はかなりたくさんありますが、まとめると、上司が酷い、サービス残業の多さ、給料の安さです。

en転職はプロフィールを使い回せる!

en転職というサイトを使い、転職活動をしました。
地方にいてはダメだと思ったので、東京の企業で、なるべく週末に面接をしてくれるところを探しました。

予め、Skypeでウェブ面接などをしてくださる企業もあり、自宅での面接も何度か行いました。
月に1回程度(金〜日)、東京へ行って就職活動をしました。

en転職は予め用意したプロフィールを使い回せるので、履歴書を書く手間がなく、非常に簡単でしたが、反面この企業はブラックなのでは?というような怪しい企業も多くあり、応募する際はグーグルで会社名を検索したりして評判を確認したりしました。

勤務地が東京都内、月給24万円以上、が最低限の条件でした。

そのほか、なるべく土日祝日は休み、残業代は見込み残業でもいいので支払う意思のありそうなところを選びました。
また、なるべく新しい企業で、年功序列で勝手に昇進勝手に昇給できるシステムを取っていなそうなところにしました。

東京への転職は交通費が痛手…

地方から東京への転職、ということで、まず交通費が痛手でした。
公務員は有給はしっかり貰えますので金曜に休みを取り三連休にしたりすることは簡単に出来たのですが、手取りが少ないため、月に3万円ほど交通費で消えてしまったのは痛かったです。

また、公務員なのになぜ辞めるの?という質問が面接時に必ずと言っていいほどありました。
世間の公務員へのイメージが昭和から変わっておらず、面接時に素直に話せばネガティブな理由で辞めるのだと思われるし、ポジティブな理由もイメージから考えると大して思いつかないため、悩みました。

役所時代のExcelスキルが役立っている!

委託元である関連企業様に常駐し、システム開発案件のサポートのお仕事をしております。
メインは、開発案件のプロジェクトマネジメント業務です。

海外拠点との電話会議や、システム開発担当部署との打ち合わせを通して、システムの要件定義を行なったり、スケジュールの調整、顧客へ提示する際の仕様の確認、仕様書の作成、既存のツールの保守運用作業を行なっております。

役所時代にExcelを使い倒していたおかげもあり、現在はExcelVBAの既存ツールの保守、新規ツールの開発を主担当としてやっています。
プロジェクトマネジメントといえども事務作業は大量にありますので、そこを効率化していくツールの開発に力を入れた取り組んでいます。

周りの人間が穏やかで先進的なのが一番良かった!

面接時の質問で、「会社に求めることは何か?」という質問をしてくださったことです。
会社が労働者に求めることはたくさんあると思いますし、その求めるものにどれくらい一致するかなどの考えのもと選考を行なうのだとおもいますが、逆を聞きたがる企業は初めてでした。

周りの人間が穏やかで、先進的で、役所時代の上司のような時代遅れな発想や態度が全くなく、周りの人間に恵まれた事が一番の良かったことです。
どんなに給料がよくても、周りの人間関係が悪いと働くのがつらいですので、ステキな人たちと一緒に働き、そこそこの給料というのがいま嬉しいと感じる事です。

あまり満足できなかったことは、システムエンジニアは服装は比較的自由なのかと思っていましたが、オフィスカジュアルくらいで、少し服に悩むことがあることです。
東京の綺麗な街ですのでそれなりの格好が求められるのがつらいです。

想像と違ったことは東京の大企業にいる人はどれだけ貴族的で華やかで近寄りがたいのかと思っていたのですが、意外にも気さくで優しく、庶民的な感覚もある人たちばかりでした。
貴族のような人もいますが、皆さん優しく、田舎の貧困からくる意地汚さみたいなのがなくて感動しました。

年齢が上がると転職しにくくなる、早めの決断が重要

地方の役所で、上司が頭おかしい…と感じてしまっているなら即辞めるべきです。
地方の役所は年功序列で周りが気にならない、能力の低い、コネのある人間だけが生き残っていく、現代日本の若者搾取社会の象徴です。

公務員の良いところは1年目から有給がきっちりもらえるところ以外1つもありません。
元公務員は年齢が上がるにつれて転職しにくくなると言いますので、早めの決断が重要だと思います。

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