介護職はいつでもできるから思いきって転職|介護士を辞めたい人の転職体験談

介護福祉士を辞めたかったののさん(24歳・女性・京都府)が転職した体験談です。

仕事内容 デイサービスの介護福祉士から補正下着メーカーの販売に転職
年収 215万円から250万円にアップ

祖母が大好きで、福祉の仕事に興味を持った

元々、自分の祖母が大好きで、そこから福祉のお仕事にも興味が出てきました
高校卒業後、福祉系の専門学校にも行きました。

卒業後は、当時住んでいた近くにあったデイサービスに無事に就職が決まり3年ほど勤務しました
デイサービスは通所型の施設なので朝に利用者様をご自宅までお迎えに行きます。

施設に到着後はバイタルを看護師が測ってくれるので、その間にお風呂の準備をしたり、家族様が書いてくださっている連絡帳に目を通してから利用者様と朝の会をして一日が始まりました。
泊まりのある施設ではないのでお帰りの時間までに機能訓練や入浴.レクリエーションをしないといけないので、日々時間との戦いで一日があっという間に過ぎていきました。

イキイキ仕事をする店員さんを見て転職を決意!

デイサービスでは3年働き、当時の私は介護の事が大体分かったつもりでいました。
また、行事などもありますが日々同じ業務の繰り返しに物足りなさを感じていました。

同期とご飯に行っても仕事のどうしようもない愚痴ばかり話していました。
そんな時に、友達が通っていた補正下着のお店に無料体験に行き色んな感動や驚きがあり下着を購入しました。

そこのお店はアフターサービスというものが無料でついていたので、仕事帰りに丁度寄れるので週に3~4回ほど通っていました。
対応して下さる店員さんはイキイキと仕事をしておられ、特に着飾っているわけでもないですがとてもキラキラ輝いておられ羨ましく思うようになりました

介護の業界は万年人手不足なので、資格もあるからいつでも出来ると思い転職を決めました

補正下着の店長さんに働きたい気持ちを伝えて

転職活動というほどの転職活動はなかったのですが、補正下着のお店の店長さんに働きたい旨を伝えました
それから会社説明会に連れて行って下さり会社のことも理解し、さらにやる気が出ました。

スタッフになると自分の顧客からの売上がお給料に反映するので、介護の仕事と併用して顧客作りに取り組んでいました。
また、その会社独自の筆記試験(下着の機能性など)や採寸などの実技試験もあったので、その練習をしに通っていました。

転職後の条件は、「自分もキラキラ出来るなら、何でも大丈夫」と思っていましたが、あえて言うならお給料が今より下がらないことでした
元々、介護の仕事が一般企業よりも低賃金なのにこれ以上低くなったら嫌だなとは思っていました。

両親を説得するのは大変だった

補正下着の店の店長から理解されにくい仕事だから反対はされると思うと言われてはいたのですが、両親を説得するのは大変でした
せっかく、専門学校まで出たのにもったいないと言われました。
私も高い学費を出してもらった身なので、その時は申し訳ないない気持ちでした。

あと、顧客を増やすのに知り合いや友達に声をかけると補正下着のイメージが悪くネズミ講か何かと勘違いされて激昂されたりして、なかなか顧客が増えなかったことが大変でした。

理想の体型に近付けるようマンツーマンでアドバイス

補正下着の販売と営業をしています。
世の中の下着の常識を変えようというのをコンセプトにしている会社で、新規のお客様には試着体験を通して素晴らしさや下着選びの大切さをお伝えしています。

既存のお客様には、購入頂いた下着で理想の体型に近付けるようアフターサービスを行っています。
お客様お一人お一人に担当スタッフが着くマンツーマンで、アフターサービスでは採寸.お家でのケアのアドバイス.体型の目標をお客様と一緒に考えさせて頂き、それに向けての計画を立てて居ます。

目標達成することによりお客様の満足度に繋がり、そこから新たな商品をご購入頂いたり、お友達などをご紹介して頂いていました
また、スタッフが手本となるようにと言われていたので、自身でも補正下着をつけ続け日々体型に気をつけていました。

体系変化で明るくなる!お客様の変化を見て幸せに

自分が通っていたお店への就職だったので一緒に働く方々もどんな方かある程度は分かっていたし、仕事の内容も事務的なことは分かりませんでしたがお客様と対面でしている仕事の内容も分かっていたので安心して働けるかと思ったからです。
また、今の職場とこの職場で働いてる未来の自分を想像した時にこの会社の方が自分が輝いていると思ったからです。

介護の仕事は良くない言い方ですが、徐々に弱っていく方々をサポートするお仕事でした。
転職後の仕事はお客様の未来の体型への希望がある仕事で、ドレスインナーなども扱っているので、結婚式という1番女性が輝く場面のお手伝いが出来たりとても明るい気持ちで仕事ができます

お客様が補正下着での体型変化から着ている服が変わったり、表情が変わったり、内見が明るくなったりそんな変化を担当者として見れるのが幸せです

ただ、お給料面でボーナスが出なかったり、新商品など出ると自分の興味のないものでも購入しているので、介護の仕事をしていた時よりは自由に使えるお金は少なくなりました。

また、お客様都合なので、自分の出勤時に予約を入れてもらえず自分しか対応出来ないお客様だとやむを得なく休日出勤することもあります。
あとは、自身の体型維持も重要ですが変則勤務などでホルモンバランスが崩れ体型維持が難しいです。

反対されても転職したいと思ったらやってみて

挑戦は素晴らしいことだと思います。
でも、本当に自分がやってみたいのか、それとも今の現状が嫌で逃げたいだけなのか考えてみてください。

国家資格であったり、難しい試験をパスして手に入れた安定した職場をやめて転職する場合、家族や恋人、もしかしたら友人からも反対されるかも知れません
それでも転職したいと思われるのであれば、やってみたらいいと思います

介護職から転職する方法の解説記事はこちら!
介護職からの転職介護職を辞めてよかった!介護からの転職を成功させるコツを解説
ののさんの転職満足度
4.5

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