大事なことはどの職場でも真剣に取組む姿勢|塾講師を辞めたい人の転職体験談

塾講師を辞めたかったじろうさん(30歳・男性・北海道)が転職した体験談です。

仕事内容 個別指導塾の塾講師からアミューズメント施設の店舗管理職に転職
年収 360万円から440万円にアップ

大学在学中に指導していた学習塾に就職

パートタイムでしたが、大学在学中にお世話になっていた学習塾での指導経験がありました。
興味のある業界でしたし、学習塾代表から4年生の時にお誘いいただいたのがきっかけで、卒業後に社員として勤務することになりました。

就職して1年目は、大学在学中と変わらず中学生には国語以外の全教科を、高校生には、英語、数学、化学、生物を指導しておりました。
中学生も高校生も進学クラスを担当しており、指導用教材のレベルは難しめのものが多かったです。

1年目の終わりころ、所属していた教室の教室長が退職するとのことで、私がその教室の教室長として業務につくようになりました。
授業の対応数は半分になり、残りは保護者との面談や新規顧客を獲得するための営業活動をする時間となりました。

完全に講師としては最初の1年間だけで、残りの6年間は教室長兼講師としての業務でした。

保護者への営業活動が非常に大変だった

純粋に生徒に授業をするといった方が自分には合っていたようで、体力的には大変でしたが、授業をしているときの方がモチベーション高く業務に取り組めていたように感じます。
教室長になってからは、保護者に対する営業活動で苦労させられる場面が多く、授業料も安くはありませんでしたので、お子さんの学習成果に対して説得するのが非常に大変でした。

当然、今月いっぱいで学習塾を退会するというという方も毎月いらっしゃるわけで、退会を引き留められれば良いのですが、失敗すると教室長会議で代表から激しく叱責される点もストレスでした。
私の教室は生徒数も多く、比較的営業成績の良い方だったのですが、代表からはなんだかんだと理由を付けられ昇給は見送られ続けたので、30歳を手前に転職しようと思いました。

学習塾でなければ何でもいい!アミューズメントスタッフに

仕事自体ほとんど休みがなく、お金を使う暇もありませんでしたので、資金的には余裕がありました。
終盤も受験対策で忙しかったので、新たに仕事を見つけるのは辞めてからゆっくり考えようと思っていました。

退職後、学習塾でなければ何でもいいやと思い、アルバイト情報誌のアンにあったフルタイムの大手アミューズメント施設スタッフ(非正規雇用)に応募しました。
特に理由もなく、楽しそうだったからという1点だけで決めています。

求めた条件は、ほぼ皆無です。
就職先の提示する条件(給与、福利厚生、厚生年金あり、健康保険あり)をそのまま飲みました。

時間給は800円とかなり安かったのですが、お金がたくさんほしかったわけではなかったので、まったく気にしていませんでした。
面接で採用されなければそれまでだと思っておりました。

未経験の業種、ハードルを下げて一から頑張る気持ちで

20代のすべてを学習塾での仕事に費やしてきたので、いまさらアルバイトでもどこか雇ってくれるところなどあるのかな?と、その点を一番に心配しました。
6年間は保護者に対する営業活動もしておりましたし、営業職か接客業なら何とかなるのではないかと思い、それらを中心に応募いたしました。

どちらにせよ、未経験の業種であることには変わりないので、まずは転職条件のハードルを下げること、また一から頑張る気持ちを持つことを主軸にして転職活動に取り組もうと考えました。

適切な接客と機器のメンテナンスが日々の仕事

ショッピングセンターに入っているアミューズメント施設、いわゆるゲームセンターでの仕事です。
これまでとは全く方向性の違う業種でしたので、あらゆることを最初から勉強させてもらいました。

接客に力を入れている企業ですので、適切な接客対応や言葉遣いとしぐさを行うようにしています。
日々機械を扱う業務ですので、機器の故障が多く、機器のメンテナンスの仕方は先輩から教えていただき、自分ひとりで修理することができるようにトレーニングしています。

これらの業務が一番苦労し、時間をかけております。
また、繁忙期にはイベントを実施して集客をする必要がありますので、イベントの司会などもさせていただいております。

また入社して3か月ほどたち仕事の覚えも良いので、店長からご指示いただき、閉店後には、売上と両替金の回収を行い、金銭を適切に扱う業務に取り組んでおります。

アルバイトのつもりが、気付けば正社員に!

採用していただければ、そこで働こうと考えておりました。
決めた理由は、採用の連絡があったからです。

採用していただいた後に、就業規則の説明を頂きましたが、以前の学習塾とは全く異なり、完全週休2日で半年後に有休が付与されるとのことで、なんてすばらしいのだと思った記憶があります。

良かった点は、就業規則がきちんとしている点です。
たまに、休日出勤がありますが、ほぼ週に2回以上の休日はとれます。

また、未経験で以前とは全く違う業種でも2.3か月頑張れば、それなりに身につくのがわかったのも収穫です。
ただこれは、同僚の先輩のおかげでもあり、人に恵まれているから言えることです。

給料が安いのは自分で選んだことですので、それは受け入れて仕事をしようと思っていました。
1年目の年収は240万円程度ですが、その分休みも多いし、休日は恋人と楽しい時間を過ごそうと考えておりました。

入社から半年、所属する店の店長に「受からないと思うけど、社員試験を受けないか?」とお話を頂きました。
もっと長く働く先輩もおり、私など受かるわけがない、とその時は思っていました。

書類選考とSPI2(塾講師だったのでこれだけは自信がありました)を通過し、部長面接も通過、結局、東京で受けた役員面接にも通り、気づけば正社員になってしまいました。
全国展開している企業ですので、その翌月には、四国への辞令がおり、地元を離れることになりました。

年収は一気に400万円を越えることになりましたが、地元からはかなり遠いので、恋人とも慌てて結婚しました。
社員になるとすぐに店舗責任者になるので、また忙しい日々になったのは残念ですが、これも運命なのかと受け入れています。

全然考えないでアルバイト面接を受けた企業で、こんな展開になるとは全く想像できませんでした。

新しい職場でも真剣に取り組むことが大事!

別業種への転職をお考えの方は、新しい業種での仕事がうまくいくかどうか、とても不安にお思いのことでしょう。

しかし、今までに取り組んできた、経験や知識が全く及ばないということではありません。
自分の気づかないところで役に立つ、逆に新しい職場で新鮮であると捉えられることすらあります。

大事なことは、今の職場でも、新しい職場でも、業務中は真剣に取り組むということです。
きっと評価してくれる人はおりますし、ご自身の結果にもきっとつながることでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です