閉鎖的な環境を抜け出し、自由になった|自衛隊を辞めたい人の転職体験談

自衛隊を辞めたかったきりんさん(25歳・女性・千葉県)が転職した体験談です。

仕事内容 自衛隊の給養士から空港の警備員に転職
年収 450万円から400万円にダウン

就職浪人中に職安で声をかけられ入隊を決意!

高校を卒業後、公務員系専門学校に入学するも、希望していた公務員試験に合格出来ず、地元に帰り就職浪人を始めました。
公務員試験を勉強しながら職業安定所に通っている際、自衛隊の地方連絡所の方に声をかけられ、自衛隊を勧められました。

無職の状態ですでに半年経っていたので、自分も焦っていたし、親も安心するだろうと思い思い切って入隊を決意したのです。
入隊試験を受け無事に入隊、入隊後は新隊員課程という、入隊したら絶対にやらなければならない訓練を3カ月間こなしました。

その新隊員課程を終了後、給養という仕事を任されました。
具体的には、航空自衛隊の基地に努めている隊員に食事を作る役目の事です。

その業務を5年間勤め上げました。

クセの強い先輩とどうしてもなじめなくて…

給養という仕事を任された後、私は実家から遠く離れた場所の基地での勤務を命ぜられました。
その時はまだ少し寂しいくらいの気持ちでした。

しかし、自衛隊は、隊員は基地の中に住まわなければならない。外出するのにも上司の許可が必要と決まっているのです。
自由が欲しかった私はかなりの苦痛を強いられました。

それでも、外出は定期的に出来て良かったのですが、問題は、先輩との上下関係でした。
自衛隊の基地の中では女子寮で生活します。

その寮の中の先輩にかなりクセの強い方がいて、その先輩とどうしてもなじむ事が出来ませんでした。
自宅からの勤務であれば、まだ耐えれたのかもしれませんが、昼夜問わずその人とずっと一緒というのは私には出来ず、4年目にして転職を希望しました。

地元の企業で同等以上の給料が欲しい

自衛隊を辞めたいと上司に報告し、辞めて良いとなった時点で(辞めるのにも許可が必要です)、退職者に対し仕事を斡旋してくれる専門の人に連絡が行きます。
その方にアドバイスを貰いつつ、自衛隊で仕事を続けながら就職活動をしました。

仕事を斡旋してくれる方が勧めて下さる企業、自分の辞めたい時期に合わせて新しく雇ってくれる企業、主に地元千葉の企業を探していました。
自衛隊で仕事をしているので、平日は当然仕事ですので、休暇申請をしつつの求職活動でした。

就職先に求めた条件は2つあります。
1つ目は、今の給料よりも安くない事。最低同等の給料が欲しいという事です。
2つ目は地元千葉県で就職したいという事です。
理由としては、親元であれば家賃がかからないし、地元に親しい友人が多いからです。

辞めてしまうのは勿体ないと親に言われ続けて…

就職活動中に大変だった事は主に2つあります。

1つ目は、自衛隊に勤務しながらの就職活動中であったため、シフトに穴を開けてしまう事です。
しかも、辞める事前提で仕事をするため、先輩や同僚の目は凄く冷たくなります。
就職活動のための休暇申請をする度に愚痴や陰口を言われるため、一刻も早く辞めたくなっていました。

次にきつかったのは、親の反対です。
公務員という立場を捨てて辞めてしまうのは勿体ないと再三言われ続けました。

説得するのに凄く時間がかかりました。

空港の警備員として検査業務を行う

転職先での仕事は空港の警備員です。
業務内容は主に2つあります。

1つ目は、手荷物カウンターでの検査業務です。
飛行機に乗る際手荷物を預かりますが、危険な物が入っていないか手荷物カウンターで検査を受ける必要があります。
このときの受託手荷物の検査を実施します。

受託手荷物として預けてはいけないものは、代表的なものには花火やクラッカー、度数が70度を超えるアルコールなどがあります。
上記で挙げた代表的な物は、国土交通省によって危険物として定められています。

2つ目は、保安検査場での業務です。
飛行機に搭乗する人が必ず通らなければならない場所です。
乗客が危険なものを身につけていないか、持ち込み禁止のものを手荷物の中に入れていないかをチェックしたりします。

自足に縛られた環境から出て自由になれた!

決めた理由は3つあります。

地元千葉県であった事です。
空港であれば、実家から通えます。
更に、地元の親しい友達とも会う事が出来ます。

給料は若干安くなりますが、上記の2つの希望をかなえる事が出来たので、納得しました。

今の職場に決めて良かったところは、何よりも自由になれた事です。
自衛隊にいた頃は、外に出る事も許可が必要、寮生活は必ずしなければならない、といった規則に縛られた環境から出れた事です。
今の会社では、しっかり勤務時間をこなしていれば、他に面倒くさい縛りがありません。

そして今の会社に決めた理由にも書いたのですが、地元に帰れて友達に会えるようになれた事がすごく嬉しいです。
金銭面から言えば、自衛隊は完全固定給で、多少手当がついても微々たるものだったのですが、今の職場は残業代が100%支払われるので、これは満足しています。

不満な点は、夜勤はやはり辛いです。
更に人が足りない時などは、夜勤明けの方がそのまま日勤もしなければならない事があります。
残業代は100%支払われますが、本当に過酷と感じる時があります。

職種よりも、職場の人間関係や環境が大切!

私が仕事に関していつも一貫して思う事は、職種よりも、その職場の人間関係や環境が大切だということです。
幾ら仕事が楽であっても、共に仕事をする仲間とウマが合わなかったり、上司に問題がある人、自分にとって悪しき環境であれば、一気にやる気を削がれると思います。

もし私が自衛隊でウマの合わない先輩に会っていなければ、もし、自分の望んでいた環境(地元での勤務)であれば、辞めてなかったかもしれません。
この記事を読んでいる人は、自分の望んでいる環境、または悪しき環境を我慢できるような、職場の仲間に出会えると良いですね。

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