飲食店スタッフを辞めたかったりぃなさん(25歳・女性・埼玉県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 都内人気カフェの店員からWEB広告会社の営業職に転職 |
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年収 | 270万円から350万円にアップ |
もともと常連だったカフェの店員に!
正社員280人程度(アルバイト含めると1000名程)規模のカフェ事業をメインにする企業の社員として、店舗配属で働いていました。
経験年数は新卒入社から2年半ほど、入社前の研修兼アルバイト機関を含めると3年程度でした。
店舗配属でホール・キッチンなどの業務や、受発注や原価・売り上げ管理などの店舗運営全般を担いました。
また、時には商品開発やイベント企画を担当・実行をしておりました。
もともと会社の運営するカフェの常連で、食事も好きでしたが、なによりも同じブランドでありながら店舗によって全く違う空間・雰囲気を作り出している、個性があるお店・空間づくりをしていることにとても興味を持ちました。
居心地もとてもよかったため、自分がサービスされる側ではなく、サービスする側で素敵な空間をつくっていきたいと思い入社を決めました。
5年後10年後、働き続けるイメージができなかった
接客業自体はとても好きで、お店のスタッフ・会社の取り組んでいる事業もとても好きでした。
しかし、2年を過ぎたころ、上長との面談で5年後・10年後に何をしたいかという話になった時に、働き続けるというイメージができなかったのがきっかけでした。
特に店長になりたかったわけでもないですし、正直な話、飲食は今しかできない仕事ではないなという思いがふつふつとわくようになっていました。
25歳を目前にして、今後のキャリアを考えたときに、立ち仕事をこのまま数年続けてから転職をするよりも、まだ20代の若いうちに別の職種・業界にキャリアチェンジをしたほうが、将来の選択も増えるのではないかという気持ちが強くなりました。
また会社のリクルート業務やイベントに参加する機会があり、店舗業務ではなく、そうした人事や企画の仕事をしたいと思ったのが大きな理由です。
完全週休二日で、前職の給料を最低ラインに設定!
最初はハローワークを使ってのんびりと活動をしていました。
転職サイトもいくつか登録をして毎日眺めてはいたのですが、なかなか応募というところまで行動に移せていない状態が続いていました。
友人からの紹介で人材会社の社長さんと知り合う機会があり、紹介もしていただいたのでが、途中内定をいただいていたところとの連絡がうまく取れず不信感を抱くようになり辞退させていただき、再度転職活動を仕切り直しました。
エージェントを利用して1か月内で内定をいただき、転職しました。
まずなにより休みがちゃんとあることを重視しました。
前職はいつ休みになるかもわからない、12時間労働が当たり前のような環境だったので、完全週休二日というところは外せませんでした。
また、前職は基本給自体はそんなに高くないものの、代わりに残業代はきっちり出してくれる会社だったので、手取りが22万を切ることがありませんでした。
ですので手取り22万は最低ラインとして給与は見るようにしていました。
あとは何より自分が興味が持てる仕事か、スキルアップが望める環境があるかということを求めていました。
年内に転職活動を終わらせると決めて動いた!
ほぼほぼ内定をいただいていた企業との連絡がうまくとれず、不信感を抱いていたのが10月でした。
年内に転職活動を終わらせると決めて動いていたので、ここで辞退をすると年内に決められないかもしれないという葛藤がありました。
しかし、一度不信感を持った企業・環境で働き続けることは無理だなと思ったので結局事態を選択しました。
最終的にドタバタになりましたが、逆にこれぐらい急を要したからこそ、エージェント利用に踏み込めたような気もします。
日々自分の売上が積み上がり、モチベーションにつながる
WEB広告事業、アフィリエイト広告事業を主に扱っている企業です。
クライアント(企業)とメディア(アフィリエイター)との中間に立つASPとして、双方の収益増大のお手伝いをさせていただいています。
アフィリエイトは成果報酬型というスタイルなので、win-winの関係を提供できる、ホスピタリティのある仕事であると感じています。
クライアントとメディア、ある意味でBtoBとBtoCの両方の対応ができ、また様々な企業・商材と出会うことができるので、発見がとても多いです。
一人で抱える案件はかなりの量がありますが、日々自分の売上が積みあがっていく様はモチベーションにつながる仕事だと思います。
また、イベント・キャンペーンなども定期的に実施をするので、そこでどのように参加してもらうか、、依頼文などを創意工夫することが大切になります。
ITの知識、実践的なスキルが身に付いた!
ベンチャーではありますが、親会社が大きなところで福利厚生が安定していたというところは大きかったです。
元々広告業界には興味があったのと、自分自身がパソコンを扱うのが得意だということもあり、WEB広告というのにはかなり惹かれていました。
面接の際、面接官や社長とお話ししたとき、自分の会社について楽しそうに話している様子、こんなことをするんだとイキイキと語っているところをみて、意識の高さを感じました。
ここでなら様々なことにチャレンジできる、やりがいをもって仕事ができるかもしれないと強く感じたので、今の会社を選びました。
ITの知識が身につくのはとても勉強になりいいと思っています。
ほぼほぼパソコンと向き合っている仕事ですので、知識だけでなく実践的なスキルもきちんと身に付きますので、スキルアップという意味でも良かったと思っています。
入社前とのギャップとしては、ホスピタリティというところは少し欠けているかなというようにも感じます。
広告業界の営業というのが激務であることは承知でしたが、そのために案件の大小で取り組みが取捨選択するような先輩方もかなり多く、その点はすごく残念に感じています。
一人一人に寄り添うような仕事をしていきたいと思っているので、まだまだ力不足なところは多いですが、全てのクライアント・メディアに対してサービスを提供できるように努めていきたいと改めて感じているところです。
あとは実戦で覚える式なので、メンターはいますが正直ほぼほぼ放置されるためあまり意味はないように感じます。
思い立ったら、期日を決めて行動することが大事!
全くの別業界・職種に転職をするのはかなり勇気と体力を使うことだと思います。
それでも足踏みをしているとどんどん時間ばかりが過ぎますし、その場にとどまり続けることがいいとも私は思いませんでした。
思い付きはダメですが、思い立ったらしっかり見つめなおして考えて、きちんと期日を決めて行動をしていくことが大事だと思います。

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