異業種への転職でさらに成長できた!|飲食店の店員を辞めたい人の転職体験談

飲食店スタッフを辞めたかったLotusさん(23歳・男性・北海道)が転職した体験談です。

仕事内容 飲食型カラオケ全国チェーンから業務委託会社のインターネット関連営業に転職
年収 200万円から300万円にアップ

アルバイト経験を活かしてカラオケ店に

高校卒業後、取得していた資格が危険物取扱者乙種第4類と日商ワープロ検定3級のみで、就職に生かすのが難しいと考え、学生時代からのアルバイト経験がすべて接客業で、その経験を活かそうと思い就職をしました
地方という土地柄、運転免許が無ければ仕事内容が限られるということも店舗業務を選んだ理由でもあります。

仕事内容は、北海道初主のカラオケチェーンの1号店としてオープンする店舗のオープニングスタッフとして採用されました
カラオケ業務の受付から清掃までのすべてと、飲食の提供といった基本業務全般を行っていました。

2年目からは店長補佐として、売り上げの締め作業、在庫管理や発注業務と原価率の管理と店舗運営業務にも携わりました。

回ってくる仕事が増え、不満が溜まっていった

入社当初から、ゆくゆくは自動車の運転免許を取得して別の仕事に携わりたいという気持ちはありました。
それがどのようなものであるか?また、今の会社で目指すか?などは具体的にはなく、漠然と接客業以外の仕事をしてみたいという思いでした。

退職のきっかけとなったことは、当時の店長があまり仕事に積極的な方ではなく、私に回ってくる仕事が増えていったことです
休みの日も発注や棚卸などで店舗へ足を運ぶことが増えていき不満が溜まっていった事が大きな要因であると思います。

他の従業員からも不満が増えていき、板挟み状態という期間が長く続き退職を決意しました。
そこから自動車学校に通い、運転免許取得を機に転職を決意し転職活動をはじめました

車通勤可能な異業種の会社を希望!

当時はインターネット等の知識もあまりなく、パソコンの知識もほとんど無かった為、まずはハローワークにて登録を行いました。
ハローワークでは端末を使っての募集検索を主に行い、条件にあった案件への応募を行う形をとり、ハローワークからの紹介案件への応募はしませんでした。

合わせて就職情報誌の仕事ガイドからの応募と地方情報誌のライナーに掲載されている就職情報からの応募を主に行いました。
ハローワークから職業訓練の案内も受けましたが、早く転職したいという思いがありお断りしました。

地方なので自動車通勤可能という事が第一前提としてありました
また、前職がシフト制の時間不定期勤務だった為、基本定時での勤務体系を希望しました。

異業種での転職を希望していた為、給与に関しては高望みせず現状維持程度で希望しました

営業職は、運転歴1年未満、接客業の経験だと苦戦…

運転免許を取得したものの、運転歴1年未満の初心者では運転する機会の多い仕事では断られるケースも多く、苦戦する形となりました

また、営業職への応募は未経験者歓迎の文字が多く並んでいましたが、実際にはなかなか未経験でもという企業は少なく、接客業の経験だけでは苦労する事も多くありました

さらには飲食店の面接ではほとんど見なかった、課題テーマに対するレポートのような2次面接も、経験がなくとても苦労しました。

インターネット関連の営業業務を担当!

現在の仕事は派遣業務や業務委託を行っている企業で、業務委託の部署に所属してインターネット関連の営業業務を担当しています
基本は家電量販店へ、業務委託先のインターネット回線の販売をしていただく為の営業活動が主な仕事です。

入社当初は量販店を1店舗ずつ訪問し、サービス内容の説明や受付方法の研修会などを実施し販売体制の確立を行いました。
現在は、一部家電量販店の8店舗の統括事務局長として各営業の管理や営業戦略の企画を主に担当し、年収も420万円まで増えました

業務委託先への企画提案や販売実績の進捗管理を毎週の会議で打ち合わせを行い、月間の販売目標を達成させる活動を行っています。
実績管理システムの作成やすべての会議資料も自身で作成しています。

現在の会社で、ビジネスマナーを学べて成長できた!

異業種への転職を行う中で、自分にあるスキルを生かせる仕事は人と人が接する仕事仕事であると考え、営業職を目指しました。
特別な資格も必要ないということも決め手となり、インターネット関連の事業という事も、将来的に有効と考えました

現在の会社に入社し一番良かったと思うことは、入社当時の上司が社会人としての在り方やビジネスマナーにとても厳しい方だった為、日々厳しく指導をいただき成長することができました
現在は就職活動中に面接でなぜ受からなかったのかがよくわかります。

また、パソコンやインターネット関連の知識は全くなかった私ですが、現在ではofficeソフトを利用して資料作成を問題なくこなせるようになり、インターネット知識に関しては人に指導できるレベルになったことが今後の自分へのメリットとなったと思います。

飛び込んだ営業の世界は接客業と違い、理不尽なこともかなり多く更なる転職を考えることも多々ありました。

中でも想像と違い悩んだことは、転勤に対するとらえ方でした。
私は家庭の事情で、現在の居住地からの転居は難しい現状にあります。
その旨を面接でも伝え、問題ないとのことで入社となりました。

実際に現状の勤務的には問題はありませんが、どうやら転勤で経験を積まなければ昇進は難しいという内部的ルールが暗黙であるようです。
勤務に問題はないが、将来的には問題があるという点が想像と大きく違いました。

異業種への転職で、世界の見え方が変わる!

畑違いの職種への転職は希望半分、不安半分というのが一般的な人の気持ちだと思います。
期待通りにならないことも多いと思いますが、異業種への転職は物のとらえ方や価値観が変わり、大小はありますが世界の見え方が間違いなく変わると思います

昔と違い、新たな職業も続々と確立される中、疑問を抱きながら1つの職場にこだわる必要はないと思います

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Lotusさんの転職満足度
4.5

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