ホステスを辞めたかったぽこめにょんさん(25歳・女性・北海道)が転職した体験談です。
仕事内容 | すすきののホステスからエステティシャンに転職 |
---|---|
年収 | 240万円から240万円で変化なし |
若い時にしかできないと思い夜の仕事に
すすきのでホステスをしていました。
21才の頃に、「若い時にしかできない」と思い夜のお仕事につきました。
仕事内容としては、お客様の接客や、ドリンク作り、女の子のお席を回すリストの役割をしていました。
自分が頑張った分だけお給料をもらうことができ、お客様を喜ばせた、楽しませた分だけ指名として帰って来て、目に見えて仕事の成果が出るのがとてもやりがいを感じ、楽しかったです。
お客様との会話は、楽しい話題もあれば、とても勉強になることも多く、社会の構図を知ることができました。
また、男性の扱いにも慣れ、いい男性、ダメな男性の見分け方も身につきました。
毎日が違う毎日で、とても楽しくてかれこれ4年勤務していました。
長くても25歳ぐらいが限界と思っていた
21歳で、夜のお仕事についた時に、長くても25歳までが限界なのではないかと思っていました。
25~30歳の間で昼職の社会経験を積んで、30歳くらいには結婚をしたいなと考えていました。
30歳以降、または子供ができてある程度手がかからなくなってきた時に、職を探す際に、社会経験が夜のお仕事だけでは信用を得られないと思っていました。夜のお仕事は悪いことではないし、立派な職業ですが、世間一般の目は厳しいのではないかと思いました。
また、お店の店長・リーダーも変わり、方針も変わってきたことが、私はとても嫌で、働きにくくもなりました。
そういったことが重なり、「もう夜の世界はいいかな。十分楽しんで働けたな」と思い、転職しました。
マナー講師の先生にいろいろと教えてもらった
転職活動は、夜のお仕事と並行して、昼間行っていました。
単純に、転職サイト(名称を忘れてしまいましたが・・・)を通じて応募を繰り返していました。
もともと、髪は染めていなかったので染める必要性はなかったのですが、スーツは新しいものを買いました。
また、履歴書の記入方法や、面接のことについて、お店にマナー講師の先生がたまに来てくださっていたので、その方に色々と教えていただきました。
夜のお仕事のことをプラスに捉え、勉強になったこと、私の中での肥やしになったことを、面接では伝えました。
条件は、夜働いていたときの手取りと同じくらいのお給料をいただけること。社会保険がついていることです。
休みが週2あり、有給休暇も取得できること。を条件として探していました。
また、今までは男性相手だったので、女性での接客を学んでいきたい、また美意識は下げたくない、と思いエステ業界に絞りました。
自分の思いを堂々とお話したら内定をもらえた!
私の場合は運がよく、2社目で内定をいただくことができました。
1社目は、脱毛業界大手の会社に面接に行きました。
そこは、大量募集をかけていて、オリエンテーションのような会社説明があったあとに集団での面接がありました。
2社目は、小さな会社でした。
マンションの一室を事務所にしているような会社で、社長は人のことをよく見ているんだなと実感する社長でした。
夜の仕事のことは1社目はやはり反応はイマイチでした。
2社目では、しっかりと自分の思いを伝えようという1社目の教訓を胸に、堂々とお話をしたところ内定をもらうことができました。
接客技術、丁寧な手技が必要とされる仕事
仕事内容は、お客様とお話をしながら体の状態を把握し、痩身系の機械をお体に当てていくというものです。
お客様からお話を引き出す接客技術、施術の際にはお体に触れるので、丁寧な手技が必要とされます。
また、綺麗な店内を保つためにも時間があれば店内の清掃もすみずみまで行います。
基本的に体力仕事なので、体力に自信がない方にはおすすめはできません。
ですが、体を動かすことが好きで体力に自信があり、誰かとお話をすることがとても大好きな方には、ぴったりの職業だと思います。
また、周りのスタッフも、来店されるお客様も、とても美意識が高いので、美に関しての勉強をすることができます。
自分の美意識を下げることなく働くことができるので、女性にとっては嬉しいです。
夜の経験で培った接客技術は女性にも通じる!
面接の2日後が私の誕生日でした。そして、面接の当日に採用のお返事をいただきました。
これは、神様からの誕生日プレゼントなのではないか!と運命めいたものを感じました。
また、社長のオーラがとてもすごく、この人のことをもう少し知りたいという思いから、この会社に決めました。
この仕事に就いて、今まで夜の経験で培った接客技術が同性である女性にも通じていることを実感しました。
また、同性ならではの会話の盛り上がり方や共感のしやすさ、また会話を盛り上げることなど、男性との会話では得ることのできなかった学びをできたことはとても良かったです。
ですが、もっと知りたいと思った社長は、とてもすごい人だとは思いましたが、社風が宗教のような感じがして、考えの差が働いていくにつれて実感してきました。
まだ、接客の楽しさや新人の教育にやりがいをとても感じていて、とても楽しく働くことができているので我慢できました。
あとは、想像以上に体力を使うことは少し予想外でした。
週2回の休みでは、体力を回復させることが精一杯で、ほかのことに手が回らなかったです。
あとは、接客業なのでまとまった休みを取りにくいことです。
有給も満足に取ることができませんでした。
人生において無駄なことはない!
どんな仕事でも、何かしら学んできたことがあるはずです。
それを堂々と自信を持って他人に伝えられるかが、とても大切だと思います。
一般的に白い目で見られるような職業でも、それが自分にとっての成長につながったことを伝えることができれば、別業種でも何かしらで活かすことができると思います。
人生において無駄なことはないと私は思いながら生きています。
コメントを残す