保険の営業職を辞めたかったややちゃんさん(26歳・女性・山梨県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 生命保険.損害保険の営業から福祉業界の介護福祉士に転職 |
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年収 | 400万円から300万円にダウン |
保険会社の担当からお誘いを受けて…
転職しようか考えていたときに私の生命保険を担当してくれていた方からお誘いを受け何度か見学にいきました。
そこで、社長さんとお会いすることがあり、収入のアップや時間を自由に使えること、育成プランがしっかりしていることの説明を受けとても魅力に感じ入社を決めました。
仕事内容としては、既契約者への定期訪問、内容確認、新しい商品の提案、またライフプランニングを行いその都度契約者にあったものの提案を行いました。
そして企業への訪問もし、そこで働く社員さんへアンケート調査をし、保険提案まで繋げていく。
時には、飛び込み訪問を行い、社長様等に企業向けの商品の提案をさせてもらうこともしました。
経験年数は5年間働きました。
毎月の変動に不安…、安定した収入で過ごしたい
5年間営業を続けていく中で、収入は入社当初より上がっており、今後も自分次第で上がっていくことは分かっていました。
しかし、毎月、毎週のように締切に追われ良い月もあれば悪い月もありこれが何年も続くのかと思うと不安になりました。
毎月の変動がある生活より、安定した収入でこれから過ごす方がいいのではないかと思うようになりました。
そこで、これから長く続けられる職業はないかと探しハローワークに行ってみました。
すると介護の仕事の求人がとても多く、また、未経験でも採用してくれるというところにも魅力を感じました。
仕事内容を聞くと大変なことも多いけどやりがいがあり長く続けられるかもと思い、知識も経験もないけれど思いきって転職してみようと思いました。
絶対条件を5つ決めて探した!
まずスタートは友達がなんの仕事をしているか、どんな仕事内容なのかを詳しくたくさんの人に聞きました。
それを踏まえ、私は何を求めているのか決め、ハローワークにいき求人を探していきました。
またハローワークの職員におすすめのものなど聞きました。
気になる企業には見学や電話でのやり取りをさせてもらい自分の不安や気になることを聞きました。
実際に見学に行くことで紙面には載っていないことも聞けて安心して転職することができたと思います。
仕事を探すにあたり、下記の5つを絶対条件として探しました。
- まだ20代なので長く安心して続けられること。
- 高いノルマがないこと。
- なるべく定時で退社できること。
- 職場内の人間関係が良いこと。
- 安定した収入を得ることができること。
そのほかは話を聞きながら決めていきました。
いざ、転職が決まると不安に…
仕事をしながらの転職活動だったので、締切、ノルマに追われながらで、なかなか時間を作ることができず、随分長い期間転職活動をしていました。
あまりにたくさんの方からどんな仕事をしているのか聞いたため、自分自身のやりたいこと、何を求めているのかが分からなくなりパニックになったことがあります。
そしていざ、この介護の仕事をしようと思ったとき、経験もなく、知識もないもないので本当にできるのだろうかと不安になりました。
老人ホームでの日常生活支援の仕事
老人ホームで日常生活支援をしています。
入浴、食事、排泄のお手伝いをします。
施設にお住まいの方なので夜勤をすることもあります。
入浴では、見守り程度で入ってくれる方もいれば、機械を使い、最初から最後まで介助をする方も多くいます。
食事も同様に、見守りだけの方もいれば、食事を口まで運び、歯磨きまでする方もいます。
排泄では、オムツ交換をおこない、定時のトイレ誘導を行います。
夜勤では、1時間おきに巡視を行い、オムツ交換、トイレ誘導など行います。
また、徘徊をする方もいるので、付き添ったり、見守りをします。
中には、夜になると家に帰らせてと怒り出す方もいたのでその方の対応もします
日中は25人ほどのお年寄りに対し、5人程の職員で見ます。
夜勤は1人で25人を見ます。
ノルマもなく、職場の雰囲気もとても良い!
転職先を選んだ決め手は、以下の通りです。
- 長く続けられること。
- 人間関係がすごく良いこと。
- 見学に行った際、とても良い対応をしてくれたこと。
- 実績があったこと。
- 安定した収入が入ること。
- そこまでお給料も悪くなかったこと。
- 未経験者も募集していたこと。
- スキルアップができること。
良かったことは、ノルマに追われることがなく、今までに比べてゆっくり仕事が出来ることです。
また、和気あいあいとした雰囲気があり、笑いが耐えず、お年寄りからもありがとうと言われることが多くあります。
また、研修とは違い、勉強会が多くあり、未経験の私でも毎日たくさんのことを学ぶことができます。
そしてなにより、職場内の人間関係がとても良く、困ったことの相談もしやすく、親身になって話を聞いてくれるのでとても安心出来ます。
想像と違ったことは、慣れるまで体力が持たなかったことです。
大変とは聞いていたが、入浴介助などで、こんなにも体力を使うとは思わなかったです。
また、認知症のかたが多いため、夜勤の時に、怒鳴られたり、寝てもらえない時は、精神的にも滅入ってしまうことがしばしばあります。
ときには、叩かれたりすることもあるので生傷が絶えないです。
どうにかなる!思い切ってやってみて
なかなか踏み出す勇気が出ないと思うけど、思いきってやろうと思うと自然と気持ちもそちらに向いていきます。
どんなことを始めるのに、不安はつきものなので、失敗してもいい。大丈夫。どうにかなる。と言い聞かせるのも大事かと思います。
少しでも気になったのであれば見学に行くことが大事です。
いろいろ見えてきてためになると思います。
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