美容師を辞めたかったみっこさん(24歳・女性・東京都)が転職した体験談です。
仕事内容 | 都内有名サロンの美容師からIT関連の会社の営業事務に転職 |
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年収 | 240万円から330万円にアップ |
都内の某有名ヘアサロンで勤務!
高校生の頃から美容師に憧れて、都内の美容専門学校に入学しました。
美容師免許を取り、卒業後は内定をいただいた都内の某有名ヘアサロンで勤務することとなりました。
はじめは美容師アシスタントとして、シャンプーや簡単なマッサージを習得することからスタートしました。
技術チェックに合格したら、カラーやパーマなども施術するようになりました。
海外からのお客様も多かったので、カウンセリング時の英語対応をすることもありました。
勤務時間は比較的長く、それとは別に練習をするので、帰宅時間はいつも深夜でした。
はじめは、体力的につらかったです。
スタイリストデビューまでは個人差はありますが、約3〜4年の経験が必要です。
自分のお客様を持つことはもちろん責任もありますが、非常に楽しく充実していました。
海外へ行きたいのに貯金ができない…
まず、体力的につらかったことが転職理由の一つ目としてあります。
ほぼ毎日のように、朝はやくから深夜まで職場にいました。
もちろん休日はありましたが、それ以外で自分の時間をうまく作ることができなかったのが大きな理由です。
また、立ち仕事ですので足のむくみもひどくありました。
疲れがとれないうちに、また次の日仕事に向かうことが少しずつしんどくなっていきました。
もうひとつの大きな理由は、貯金ができなかったことです。
海外へ行きたいという目標があったので、資金が全くと言っていい程に貯められず転職を決意しました。
ボーナスなどもなかったので、経済的にはかなり厳しかったです。
短期間でお給料をあげることが厳しいと判断し、転職活動に踏み切った次第です。
お給料が以前より良くなることが条件!
はじめは、友人に何かお仕事がないか聞くところからはじめました。
美容関係のお仕事でもよかったのですが、お給料の面で以前より良くなることを条件に探していました。
また同時進行で、派遣会社(スタッフサービス)にも登録しました。
簡単な面談をしていただいた後、希望の条件にあった派遣事務のお仕事を数件紹介していただき、合計2社の採用担当の方と面談をしました。
面談後すぐにご連絡をいただき、未経験ではありましたが営業事務として働かせていただくことが決まりました。
お給料が安定していることが、第一条件でした。
事務のお仕事ははじめてだったのですが、その中でも高時給の案件に絞って探していました。
また、必ず週休2日であることを希望しました。
体力的な問題がありましたので、続けられる仕事内容および勤務時間であることも重視しました。
派遣会社に登録、安心して就職活動に臨めた
専門学校卒(高卒)だったので学歴はなく、また美容師という専門職以外は未経験でしたので、一般企業で勤めるということ自体がはじめはイメージしづらかったです。
派遣会社に登録するのもはじめてだったので不安でしたが、担当の方がとても丁寧に対応してくださったので安心して就職活動に臨めました。
仕事が決まるまで時間がかかるだろうと思っていたのですが、担当の方の対応がはやく短期間でお仕事が決まったので比較的気持ちはとても楽でした。
時間がかかればかかるほど不安になっていくものだと思うので、どちらの派遣会社またはエージェントを選ぶがも就職活動では大切なのだと実感しました。
社内の独自システムを使って行う成約処理が主な仕事
主に社内での成約処理がメインです。
会社の独自のシステムを使って作業を行うので、それを覚えるところから仕事がはじまります。
営業担当は外回りをすることが多かったので、基本的な社内処理は私が行います。
担当営業が受注してきた案件を、社内のシステムに打ち込み、印刷したものを各部署に送付し発注処理を進めていきます。
お客様の希望納期に添えるよう、確実かつ早い仕事を求められます。
また、お客様に対してメールでご連絡を差し上げることも業務の1つです。
お客様からの質問に対する回答を、社内の各部署またはメーカー(発注先)に確認した後に返信します。
1つの小さなミスが大きな問題に発展してしまうこともあるので、最新の注意を払って業務に当たっています。
長時間勤務から解放されて毎日が楽しくなった!
お給料が安定していること、また休日も週休2日以上はいただけることが理由です。
入社半年後からは有給もいただけるので、周りとうまく調整しながらお休みをいただきプライベートも充実が叶えられそうだったので、この会社に決めました。
美容師から営業事務に転職してよかったことは、長時間勤務から解放されたことです。
以前は時には1日12時間を超える勤務時間とその前後に練習をしていたので、ほぼ1日職場にいるような感覚でした。
仕事の疲れで、お休みの日は思うように身体が動かず、プライベートが充実していたとは決して言えません。
それが営業事務として働くようになり、1日8時間前後の勤務そして土日は必ずお休みをいただける生活になったので、仕事の日もプライベートの予定を楽しめるようになりました。
そのおかげで毎日が楽しくなりました。
その反面、接客業として働いていた頃よりも人と会話する時間が少なくなったことは少し寂しく感じました。
社内では基本的には業務に関する会話をしますので、美容師時代にしていたお客様との会話とは少し違います。
笑って楽しく会話できていたことを懐かしく思うこともありました。
しかしながら総合的には、転職して本当に良かったと思っています。
時間の余裕が心の余裕につながりました。
新しい経験をして視野を広げるのもひとつの手!
もし今のお仕事に違和感や不満があるのであれば、まずは他のお仕事を検討することをお勧めします。
今の会社でその不満を解消できる見込みがある、または明確な目標があり必ずそこで叶えたいという強い気持ちがあるのなら続けるべきだと思いますが、新しい経験をして視野を広げてみることもひとつの手だと思います。
他の仕事を経験することで、今の仕事がこんなにも好きだったのだと実感できる場合もあります。
くすぶったままではなく、何か少し行動を起こすことが未来を切り開く大きなきっかけになると思います。
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