美容師を辞めたかったsさん(27歳・男性・愛媛県)が転職した体験談です。
仕事内容 | 美容室にて副店長から鉄工関係の仕事に転職 |
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年収 | 約300万円から約500万円にアップ |
高校在学中から美容室でアルバイト、そのまま社員へ
元々、中学生の頃より、美容師への憧れや髪・ファッションへの興味が強くありました。
中学生の頃に、学校の授業の一環で地域の様々な職業の方々を学校へ講師としてお招きし、その方々よりどのような仕事をしているのか、やりがいはどのようなところにあるのかなど様々なお話を伺う機会がありました。
その際に来ていた講師の方が、私が通っていた美容室のオーナーさんで、その人の話にすごく興味を抱きました。
その興味が失せることがないまま月日が流れ、高校在学中に、どうしても美容業に携わる仕事がしたいし、早く仕事がしたかったので、無理をお願いしてアルバイトとして雇ってもらうことになりました。
そこから、アルバイトでも経験を積み、また、通信制で資格も同時取得し、そのまま社員へとなりました。
小さなお店ではありましたが、順調に仕事をし、そのまま副店長まではなりました。
肌荒れと金銭面の問題から、泣く泣く離職を決意
やめようと思った理由は、まず大きな問題として、学生時代には全くなかったのですが、社員になり2・3年したあたりより、肌がだんだんあれ始めました。
はじめのうちは皮膚科などへも通いつめながら塗り薬などを処方してもらい対処してはいたのですが、肌荒れ部分がかなり広範囲に広がり始め、とうとう首筋を通り越し、顔にも症状が出始めたためもう限界かなと思いました。
また、私ごとではありますが、同時期に当時付き合っていた彼女との結婚の話が出ており、子供も欲しいよねという話になっていたのですが、金銭面で考えたところ、このままこのお店に残っても金銭的に楽になることはないだろうとの思いと、また肌荒れの進行具合から泣く泣く離職を決意しました。
現場関係の仕事をする知人と話す中で条件も折り合って
就職活動という程の活動はさほどはしておりません。
接客業自体は好きで、お客様と関わる仕事はしたいとの思いはありましたが、上記にも記している通り、結婚などの話も出始め、金銭的な部分を考慮すると接客業では給料が安いので断念しました。
そんなに大きな街でもなく、また知人などに現場関係の仕事に従事している方が多数いました。
その方々とお話ししていく中で、給料などの話をしていたところ、ちょうど人を探していたところと条件も折り合いがついたので入りました。
転職先に求めた条件としては、現場関係の仕事に従事したことは全くなかったのですが、やはり金銭的な部分での転職だったため、給料面と、勤務体系、時間などについて最低でもいくらくらいは稼ぎたいが可能か?を伺い決めました。
生活はやっていけるのか、安定するのか悩んだ
転職中に大変だったことや悩んだこととしては、やはり今までしていた仕事とは程遠いところにある仕事だと思っていたのと、現場関係の仕事であれば若くから始める方も多数いらっしゃるので、自分がこの歳から初めて仕事として努めていき、ついていけるのか、やっていけるのか、悩みました。
また、本当に仕事が途切れることがないのか、生活はやっていけるのか、安定はするのかなどの部分でも悩みました。
が、入社する際にこちらの希望も伝え、仕事としてそれは全てクリアできるとのことでしたのであまり多くは悩みませんでした。
始めは手取り足取り教わり、徐々に資格も取得しながら
転職後の仕事内容に関してですが、基本的にはプラント(化学工場など)内における配管工事一式と、足場仮設工事一式となります。
配管工事としては、溶接作業や、既存の配管の撤去、取り付け、パイプ、配管と呼ばれるものであれば何でもおこないます。
始めのうちは全く何もできないので、手取り足取り全てを教わりながらにはなりますが、徐々に必要な資格も取得していきながら従事しています。
足場仮設工事一式としては、プラント工事における、作業用の足場仮設工事一式となります。
足場の組み立て、解体、重量物の取り付け取り外しも含め鳶工事に関する業務全般になります。
高所での作業もあり、高所作業の資格なども取得し業務を行います。
転職してよかったことは、元職よりも稼げるに尽きる!
転職した会社に決めた一番の大きな理由としては、やはり給料面において稼げるというのが最もな理由でした。
金銭的な部分を考慮しての転職だったので元の仕事よりも稼げないと意味がないと考えていたのでそこに決めました。
転職して良かったこととしては、元の仕事よりも稼げるに尽きると思います。
元の仕事よりもやはりどのくらい稼ぎたいという具体的な部分があったので、元々の仕事よりも稼ぐことはできています。
自分が働いたら働いた分だけ給料として反映されるのは元々していた美容室の中ではなかった話でした。
なので、その部分に関しては良かったと思います。
あまり満足できなかったことに関しては、自分よりもさほど仕事ができるわけではない方でも、長くいることで顔が効くこともあり、どうしても体育会系な部分もある業者です。
人によっては上から物を言うような方も見受けられる業種なのでそこに関してはあまり満足いかない、または納得いかない部分もあります。
しかし、年齢に関係なく仕事のできる人間が評価される業界でもあるのでそこに関してもやりがいはあると思います。
優先順位を考えて職種を考えると良い!
元々の仕事が私の場合は好きでどうしてもしたい仕事でした。
しかし、身体的な部分であったり、金銭的な部分であったりで断念せざるを得ない状況となり今に至りました。
自分の中での仕事における優先順位がどの部分にあるのか、また、別の業者に行ってそれは達成されることなのか、そこに重きを置いて職種を考えると良いかと思います。

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