ガールズバーを辞めたかったりこさん(24歳・女性・東京)が転職した体験談です。
仕事内容 | 新宿のガールズバーから金融に転職 |
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年収 | 300万円から350万円にアップ |
在学中からアルバイトみたいな形で、卒業後もそのまま
大学を卒業したけれど、就職せずに在学中からやっていたガールズバーでバイトみたいな形で働いていました。
容姿、トーク力共に自信があったので、銀座のクラブに行きたいと途中から思っていました。
ですが、卒論やゼミなど、やはり卒業するためには勉強も大変だったので、休んでもうるさくない、緩いところが合っていました。
でも、一緒に働いている女の子達のレベルが低くて、同じ時給でと思うと納得出来ないことは多かったです。
ガールズバーって、若くてトーク力が必要なのは誰でも分かることなのですが、全く喋れない、会話が続かない子もいて、いつも自然に私がフォロー役になっていました。
なので、店長や上の人からは気に入られ、休みも大目に見てもらえていました。
まともな人と結婚するのは無理だという危機感も
就活をしたのですが、行きたい会社には行けず、何となくダラダラとバイトのまま過ぎてしまっていたのですが、25歳を過ぎたらさすがにもう昼職に戻るのが、
難しくなると思い決めました。
元々、バイト先の女の子達と自分は違う!思っているところはありました。
このままいけば、まともな人と出会って結婚するのは無理だという危機感もありました。
普通の家庭に育ったので、親が歓迎しない結婚は嫌だということも考え、就職しようと決めた節もあります。
夜の仕事は、年齢が若いうちしか出来ず、歳と共にキャリアを積んでいくはずの仕事が、逆に年齢が上がれば何も残らないということにも危惧を覚えていました。
長くする仕事では無い、ずっと確信していたことも転職のきっかけです。
職安は面接の手配やアドバイスもしてもらえる!
まずは職安です。
情報量が多く年齢が若いと得ですし、面接の手配やアドバイスなどもしてもらえるので、職安は利用するべきだと思います。
あとは転職サイトは、リクナビネクストや、パソナキャリア、マイナビエージェントなどを参考にしました。
片っ端から見て利用していくのが、成功に繋がると思います。
私は、最後は職安から就職しましたが、リサーチなども兼ねて色々なサイトを使ってみるのは良いと思います。
自分に合う方法が見つかるはずです。
安定して働けて、社会的信用があることや、キャリアを積んだら評価をされるということに重きを置きました。
自分に実力が付き、お給料やボーナスもきちんと頂けるということです。
自分を安売りする必要はないので、世間一般の常識を踏まえ、評価をされることが条件でした。
面接のとき、前職は何か必ず問われる!
新卒から数年経っているので、面接のときにそこを絶対に聞かれるのが大変でした。
前職は何かを問われます。
私は、大学時代からやっていた飲食業のアルバイトと答えていましたが、社員としての社会人経験がないことが凄くネックでした。
就活に失敗して、アルバイトを続けていたと言ってもやはり色々面接官は突っ込んで聞いてきます。
知り合いの方が飲食店をやっていたので、そこでアルバイトをさせてもらっていたと言い、夜職については一言も言いませんでした。
言ったら、採用はされていないと思います。
金融機関で窓口や営業のアシスタントに
金融機関で、お金の管理などが主な仕事です。
稟議書の作成や、投資などの資料の作成、お客様への営業などです。
大学では、経済について学んでいたのでそれが役に立っていると思います。
窓口の女性のフォローもします。
まだ勤続年数や経験が浅いので、自分の投資のお客様を持つことが出来ず、アシスタントという感じですが、学びながら顧客管理もしています。
事務仕事が大半です。営業はアシスタントなので、今は先輩に付いて行くという形です。
今後はもっと経験を積んで、投資の窓口に座ってお客様にアドバイス業務を行なっていくことになると思います。
男性社員のフォローや、コピーなども頼まれたらこなしています。
女性だからこうしなければ、というようなことはなく、満足しています。
生活が健康的になり自分にも自信が持てた!
安定していて、お給料も悪くないので続けていけると思ったからです。
また、自分が大学で勉強していたこととも通ずるので、それを活かして長く働けると思ったからです。
ボーナス、有給などもきちんとあり、ホワイト企業だったということも大きいです。
良かったことは、まず、働く時間が昼になって生活が健康的になり、自分にも自信が持てたことです。
今までは、学生時代の友人達と仕事の話しも会う時間も全て合わなかったのですが、みんなと同じになりまた交流も持てるようになりました。
ボーナスが貰えた時は嬉しかったです。貯蓄や将来に備えようと大人の自覚も出ました。
あまり満足出来なかった、想像と違ったことは、職場の人間関係、特に女性同士はあまり夜の世界と変わらないのだなと感じたことです。
個性が強く、些細な嫌がらせのようなことをする人がいて、このことに関しては昼も夜も同じだとしみじみ思いました。
あまり理想像を高く持つと崩れた際に、大変で続けていくのが困難になりますね。
どこの世界に行っても、自分をしっかり持っていないと流されたりするんだなと身を持って体験しました。
普通の就活の何倍も大変だと肝に銘じておこう
夜の仕事から昼のビジネスに転職することは、普通の就活の何倍も大変だということを肝に銘じておいた方がいいでしょう。
イベント会社の企画などの比較的軽い職場であれば大丈夫かもしれませんが、前職を話して採用されることは少ないと思います。
そこをしっかり検討した上での仕事探しをして、面接に臨まれたほうが良いでしょう。

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