フリーターを辞めたかったiitigoさん(25歳・女性・東京都)が転職した体験談です。
仕事内容 | アパレルショップのアルバイトからアパレル派遣会社の一般事務に転職 |
---|---|
年収 | 200万円から300万円にアップ |
就職したけどアパレル業界へ未練があって…
フリーターをしていたときは、アパレルショップの店員としてアルバイトをしていました。
大卒で、家電量販店の正社員として働いていたのですが、業務内容が合わなく、もともと新卒採用で就職活動をしていたときに希望していたアパレル業界へ未練がありました。
そのため、退職して、アパレルショップの店員としてアルバイトをしていました。
会社の規模は中規模の会社で、約1年程働いていました。
仕事内容は、キャリアOL向けブランドの婦人服の接客販売で、電車通勤で片道約1時間ほどかかって、百貨店に勤務をしていました。
以前から通っていたお気に入りのアパレルブランドのひとつで、転職活動時にタイミング良く新店舗のオープンに向けて増員がかかり、応募したところ、採用が決まりました。
当時、結婚を前提に付き合っていた彼氏とアパートで同棲生活をしていたので、仕事が終わってから食事や洗濯などの家事をすることもありました。
試用期間後も一向に正社員になれない
試用期間として入社してすぐはアルバイトとして働いてもらうが、試用期間後は、正社員に切り替わるということを面接時に言われました。
その言葉を信用して働いていましたが、一向にアルバイトから正社員に切り替わる様子がなく、アルバイトとして正社員並みに週5で8時間働いていたにも関わらず、健康保険はおろか雇用保険すら加入させてもらえませんでした。
そんな状況でしたので、いくら憧れていたショップ店員になれたからと言って、福利厚生や生活の後ろ盾ともなり得る保険に非加入であることが、会社として人材の雇用を軽視しているような不安を抱くようになりました。
同棲していた彼氏との結婚も控えていたので、しっかりとした生活の基盤が築ける企業への就職を考えるようになりました。
求人案件の多い大きなターミナル駅のハローワークを主に利用
主に利用したのは、ハローワークでしたが、パソコンで大手転職サイトの「はたらこねっと」や「リクナビNEXT」などにもエントリーして就職活動を行っていました。
正社員雇用にはあまりこだわらず、契約や派遣社員の求人にも目を通していたと思います。
当時住んでいた最寄のハローワークは希望する条件の求人案件あまりなく、
住んでいた場所から通いやすく、求人案件の多い大きなターミナル駅のハローワークを主に利用していました。
月給が16万円以上で、通勤が自宅から片道1時間以内に通える場所を希望していました。
あとは、自分のスキルが活かせそうな業界や興味のある業界の求人に応募していました。
福利厚生もしっかり整っていそうな規模の会社も注目して調べていました。
転職先が決まるまで貯金を切り崩しての生活で大変だった
新卒で採用された会社に在職中、転職活動をせずを退職したので、就職が決まるまで生活資金を工面するのが大変でした。
彼氏と同棲していたので家賃の心配は少なくて済みましたが、食費など親に出してもらうわけにもいかなかったので、底をつきたらどうしようかととても悩みました。
なんとか貯金を切り崩して生活していましたが、早く転職先が決まって欲しいと焦る気持ちでいました。
いつも通っていたハローワークの職員さんで親身になって相談に乗ってくれた若い男性職員の方がいて、励まされました。
アパレル系の人材派遣会社で一般事務
全国のアウトレットモールや百貨店にショップ店員を派遣しているアパレル系の人材派遣会社でした。
関西が本社にあり、全国に数ヶ所支店がある従業員数約100名くらいの中規模の会社でした。
関東の支店での採用になり、部署の人数は当時、所長、営業マン合わせて8人だったと思います。
創立の歴史は浅く、社員の平均年齢も若い会社で、私の就職先の仕事内容は、一般事務でした。
一般事務といっても、派遣社員の給与計算や社会保険の加入や脱退の手続きといった経理業務から、クライアントからの求人の依頼を受け、契約派遣サイトへ求人をアップするといったマーケティング業務、派遣登録希望者の面接のスケジュール調整~面接、営業マンのサポートなど、多岐に渡った業務を行っていました。
今までの経歴が活かせる職場!
自分の今までの経歴である、アパレルショップ店員をしていたということが活かせそうな職場だったことです。
優先順位として高かった給与や通勤距離など申し分ない条件だったので、その会社に就職することを決めました。
良かったことは、どの会社に属していても必要な知識である社会保険や健康保険、雇用保険の手続きをする仕事ができて、仕組みが分かったことです。
給与計算の業務も税金などが引かれて、こういったことをしてお給料が支払われているんだということが分かり、専門知識が増えました。
あまり満足できなかったことは、賞与が少なかったことです。
勤続年数が長ければ、ある程度もらえたのかもしれませんが、ベンチャー企業でしたので、数字を稼いでいる営業マンですら、おそらく満足のいく金額がもらっていなかったのではないかと思われます。
想像と違ったことはあまりありませんでしたが、関西が本社ということがあったせいか、花見や忘年会などのほぼ強制参加の行事が多く、親睦を深めるには良かったですが、予定が入れられなくて困ったということがありました。
就職活動は「ご縁」と「タイミング」!
就職活動がうまくいっていないと「自分は価値のない人間なんじゃないか」と思えてくることもあるかと思います。
でも、まだあなたを待っている会社に出会えてないだけで、決してそんなことはないと言いたいです。
就職活動は「ご縁」と「タイミング」のだと思います。
続けていれば、きっとあなたを待ってくれている会社に出会えます。

コメントを残す