やりたいことが明確にあるなら転職を|エンジニアを辞めたい人の転職体験談

エンジニアを辞めたかったやまたかさん(33歳・男性・愛知県)が転職した体験談です。

仕事内容 アルミ鋳造用熱設備設計のエンジニアから自動車部品製造メーカーの営業職に転職
年収 620万円から570万円にダウン

学生時代の研究がきっかけで

業務をしていたいきさつは、学生時代の研究の際に該当設備を取り扱うことが多く、機械的構造含めて興味を得たことが理由です。
工業用熱設備の製作販売会社の技術職として、自動車関連企業向けにアルミ鋳造用熱設備設計に従事してきました。

経験年数は10年です。
入社3年間は、技術のベースを構築するべく、設備保全スタッフとして、量産ラインにおける開発アイテムの稼働管理やメンテナンス、不具合改修を実施し、設備に必要なことを実機ベースで学習していました。

4年目にて自動車メーカーに出向し、メーカーの生産技術メンバーと共に導入設備改良の検討や全体のライン構成の見直しなどの、開発支援業務も対応し、技術の蓄積に努めていました。
その実績から不具合改修における設計、改修指示などのフィードバックを実施してきました。

最終的に設計リーダーとして、後進教育を行うと共に自動車会社及び自動車部品関連企業を対象に共同開発を行っていました

直接ユーザーの意見をくみ取れる営業職に希望

退社理由は、社内の組織構成における問題で、スキルアップが望める環境になくなったことが原因です。
当初は、競合他社や類似の設備業者への転職も検討しましたが、一度はお世話になった会社を裏切ることも本意ではなかったため、より自らが希望する自動車開発に近い業種を選択しようと考えました。

今まではエンジニアで対応してきましたが、入社初期のメンテナンスや設備開発を通して、ユーザーとの距離を近くし、密接な関係を気付いていきました。
それに従い、より直接的にユーザーの意見をくみ取れる立場になることで、自らが設計開発しなくてもより実現性の高い提案をできる立場になりたいと思うようになりました
それには営業が最も適切と感じ、営業職を希望することにつながりました。

まずは転職求人サイトに登録!

まずは、転職求人サイトへの登録を行い、直接応募とスカウト頂いた転職エージェントからのアドバイスや求人情報を見比べて、応募を行いました
転職エージェントに関しては、メール文面だけではなく、直接電話や面談で当方の希望を改めて伝えることで思い描くイメージをよりリアルに伝えることに注視しました。

最終的にはエージェントでの面談結果で内定を頂いたところと、自ら応募した企業の選択になり、エージェントからの紹介の会社に決めました。

年収条件は、希望としては前職と同様、勤務地についても異動がないことを条件としていました。
最も要望した点としては将来的な海外赴任の可能性についてで、国内営業だけに留まらない幅広いビジネスチャンスがあることを要望しました

働きながらの転職活動、スケジュール管理が大変!

案件を持ったままの転職活動だったため、転職面談の調整、条件調整や資料の準備などの主にスケジュール管理に非常に時間が割かれた点が大変でした
転職決定後の引継ぎ作業や案件進捗のフォロー、客先説明も時間が割かれました。

活動中は、希望する企業がなかなか見つからなかったことよりも、信頼してくれていた客先を裏切ることにもなるのではということが非常に転職活動において悩んだ点でした
ただ、自らのことを優先して考えることで吹っ切るようにしました。

転職先では、営業戦略を設定し社内プレゼンも!

転職先では、自動車部品を量産するにあたっての仕様決定から量産試作までを対応する営業職をしています
主にメーカーからイメージする仕様を提示され、その仕様条件に基づき、デザイン、設計、部品試作、評価、量産に向けた設計と量産試作と評価までをプロジェクトを組み、進めています。

当然、メーカー選定からの対応となるため、見積もり段階からが勝負ですが、専用プロジェクトを組み、営業として社内プレゼンで意思疎通を図り、PRを勝ち抜くための営業戦略の設定から進めています
オンリーワンの内容であれば、指名が得られやすいですが、汎用的な部品については単純なコスト勝負となることも多い為、営業戦略の重要性が問われています。

元エンジニアの背景も活かせることができ、非常に満足

正直、面接を受けるまで企業勉強もしておらず、どのような企業なのかもわかりませんでした。
先方も開発情報などもあるため、リアルな企業情報の公開はしていなかったことも要因でしたが、説明を通して、真摯な対応と熱意に感銘を受けたため、入社を決めました。

業務のイメージは、理想通りで元エンジニアの背景も有益に働くことが出来、設計者や製作側との橋渡しの対応をうまく対応でき、非常に満足しています
営業としてもより客先との距離を近くできるため、生の声を聞くことが出来、その実現性をチームで考えることが楽しく思います。

自動車の上流工程から関われることも魅力の一つで、開発に深く関与できる喜びも得られました
入社を決断する前にも悩んだことですが、年収面とキャリアに対する評価が低く、その部分では満足度が低いです。

入社時には最大限の配慮をしたとの説明を受けてはいましたが、複数の支社での中途入社時の職務レベルの情報が公開されると最大限の配慮とは程遠いことが分かりました。
現時点では、エンジニア職から営業職への職務変更が原因と判断してはいますが、経験値的な評価については不満が残りました。

やりたいことが明確にあるなら、転職もあり

単純な年収面を優先としたキャリアアップを前提にキャリアチェンジを考えられているようであれば、キャリアチェンジはお勧めしません
ただ、自らの目標ややりたいことが明確にあるのであれば、経験値をうまく生かせる工夫ができると思いますので、キャリアチェンジをしてもすぐに評価が得られると思います。
何事も思いが重要です。

 

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