異業種への転職で新しい知識が増えた!|デザイナーを辞めたい人の転職体験談

デザイナーを辞めたかったピカピカさん(42歳・女性・鳥取県)が転職した体験談です。

仕事内容 広告代理店のグラフック・WEBデザイナーから介護施設の介護職員に転職
年収 330万円から180万円にダウン

出版社に就職後、転職し広告代理店に20年勤務

専門学校を卒業後、ファッション系のイラストレーターとして美容系の雑誌の出版社へ就職しました。
その後転職し、広告代理店でグラフックデザイナーとして20年勤務していました

グラフィックデザインをメインとして業務を行っていましたが、イラストも時々描く事がありました。

時代とともに紙媒体の広告よりWEBデザインの需要が高くなり、WEB系のスクールに通ってからWEBデザインも手がけるようになりました。
その後はグラフィックとWEBの両方を行うようになりWEBデザインは約7年関わりました

グラフィックデザインは、広告デザイン、パッケージデザイン、イラスト業務を行い、WEBデザインはデザインからコーディングまでを行っていました。

毎日深夜に、子育てと家庭の両立が難しい

広告代理店は勤務が激務で、毎日深夜となっている状態でした。
小さな子どもがいての広告代理店での勤務は、子育ても家庭との両立が難しく、好きな仕事ではありましたが転職を決めました

また、土曜日や日曜日などでも、出勤になるのは珍しい事ではありませんでした。
広告業界やデザイン業界は勤務状態はどこも同じような感じで、遅くて当たり前という状態になっていました

なので、転職するなら残業が少なく、土曜日や日曜日に休めるのような仕事に就きたく、そのためには全く違う業界でないと難しいと思っていました。
違う業種の中でも全く興味のない仕事を続けるのは、年齢的にむ厳しいと思っていたのでできるだけ長く続けられるような業種にしようと思っていました。

ネットとハローワークで、介護業界の仕事を探した

介護業界に就職を考えていたので、「カイゴジョブ」で仕事を探しました
求人のほとんどがハローワークからの紹介状が必要ということでハローワークで探しました。

普段はハローワークのネット検索で仕事を探し、気になった案件があるときはハローワークの窓口で相談すると詳しく施設の勤務形態や、施設の設備、未経験で就職した場合の勤務形態など、説明を受けることができるので助かりました。

ネットでの検索は細かく検索設定ができたので便利でした。

勤務地については車で30分以内の場所を希望しました。
子育てと両立ができるように入社数年は夜勤がなく、残業が少なく、日曜日は休めることを条件に探しました
できれば正社員がいいとは思っていましたが、夜勤ができないこともあるので、パートや契約社員も含めて探しました。

求職活動の時間が限られることが悩み

平日には求職活動ができなくて、休みを取れる時間もなかったので、求職活動が時間的に限られてしまうことが悩みでした
また、子どもとの時間が作れるように残業が少なく、休日の出勤がないような業界に転職しようとは思っていましたが、異業種ということもあり、本当に今までのキャリアと違うことをやっていけるのかという悩みは、転職先を探す間絶えずありました

今までのキャリアが長かった分、給与的にも随分と少なくなってしまうことも悩む原因の一つでもありました。

夜勤がなく日曜日が休みに!

夜勤がなく日曜日が休みということからデイサービスでの仕事が決まりました
仕事内容は、利用者さんを迎える準備をした後、朝のお迎えに行きます。

施設に戻った後は、体調管理のための体調のチェックをしてから、入浴介助を行っています。
入浴介助を行わない日は、利用者さんとお話をしたり、レクリエーションなどを行います。

季節のイベントやレクリエーションで使う小道具なども自分たちで作るのですが、意外と楽しく作ることができています。
午後からもレクリエーションを行っていますが、リハビリも兼ねてみんなでできるゲームなどを考えて利用者さんと楽しんでいます

また、普段は調理の方がいますが、調理がいないときは、職員が交代で調理をしています。

人と関わることが圧倒的に増え、時間的な余裕もできた

デイサービスは民間企業で経営しているところも多く、給与などに差がありました。
決めたところは、給与面で他よりも優遇されていたので決めました。
介護施設の親会社が、しっかりとした大手だったことと、正社員登用もあったのがよかったです。

転職前はパソコンの前に座っていることの方が多かったのですが、転職してからは人と関わることが圧倒的に多くなり新鮮でした。
介護業務を通して、今の介護業界の問題点も少しですが見えてきて、将来は自分にも降りかかる介護のことが少しはわかるようになりました

研修が多くある会社だったので、今まで知らなかった医療的な知識も身につけることができました。
予想はしていたのですが、所得は大きく下がり、介護業界の給与の低さを実感しました。

でも、今までにはなかった時間的な余裕はできるようになっています
認知症の方と接するのは、予想以上に大変なことだと思いました。

送迎で一人暮らしの高齢者の自宅に上がらなくてはいけないこともありますが、汚れのひどい部屋に上がる事は今も慣れません。
会社が比較的新しいこともあり数年ごとに見直しが行われ、就業条件が変わることがあります。

資格取得など準備は念入りに!

別の仕事に転職することは不安要素の方が大きいと思いますが、今まで知らなかった世界を見ることもできます。
転職にあたってスクールに通って資格取得など、準備は念入りにしてスケジュールを立ててからの就職活動がオススメです。

手軽さからネットで転職情報を得ようとしてしまいますが、ハローワークの窓口では、気になった転職先の情報が細かく知ることができるので使いやすかったです

ピカピカさんの転職満足度
5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です