歯科衛生士から転職したい!転職先は接客業や営業職が人気

歯科衛生士からの転職

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歯や歯茎などにトラブルを抱えた患者さんに適切な処置をする歯科衛生士。

治療を通して患者さんに喜んでもらえる喜びもありますが、歯科衛生士の仕事や働き方に不満を感じる人も少なくありません。

歯科衛生士を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。

歯科衛生士6人の体験談・口コミも紹介しながら、転職を成功させる方法・コツを解説します。

歯科衛生士の転職理由は「仕事内容」「人間関係」が多い

歯科衛生士を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、6人の転職理由を調べてみました(複数回答)。

1位 仕事内容に不満 4人
2位 人間関係 3人
3位 待遇に不満 2人

20代男性

非常に女性の多い職場でコミュニケーションが取りづらかったです。また将来性があまり見いだせず、このまま歯の相談と口腔ケアクリーニングだけをなっていていいのか悩み始めました。

20代女性

勤務時間も長く、残業手当も全く付かず、歯科衛生士の仕事自体にもやり甲斐を感じることが出来なくなってしまい、他の職種に変わってみたいと思うようになりました。

歯科衛生士を辞めたかった理由で最も多かったのは「仕事内容に不満」でした。

将来性が見いだせない、立ちっぱなしの仕事で体がキツい、残業が多い、何歳まで働けるのかわからない、やりがいがないと感じている人が多いようです。

また人間関係も上位に入っています。女性が多い傾向があるので、その中でうまくやっていけず孤立してしまったという声も。

いじめもあり、中には「作業で使う器具などを知らないうちに壊されたりした」という人もいます。ほかにも院長が嫌いといった悩みから転職を決意する人がいます。

さらに給与が同年代より低い、残業手当がつかない、勤務時間も長いなど待遇面の不満も多く寄せられています。

一方、他業界でよくある「向いていない」といった理由で辞めた人はいませんでした。

歯科衛生士を辞めた人の転職先は?

国家資格である歯科衛生士。

資格取得への努力は並大抵のものではなく、辞めるというとまわりから「もったいない」といった声もあがります。

そうした人々は、どのように転職を成功させたのでしょうか。
歯科衛生士を辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。

営業職の転職成功例

20代男性性

以前は患者様のいうことをただ叶えていればよかったのですが、営業職はこちらの要求をどこまで通すか、相手がどの点で納得してくれるかなどの妥協点を探ることが非常に楽しくやりがいを感じているところです

歯科衛生士は患者に寄り添うコミュニケーションが大切ですが、営業職になってクライアントと折衝することにやりがいを感じている人もいます。

しかし、やはり交渉には「共感」も必要。歯科衛生士の仕事で身につけたコミュニケーション力が活かせそうですね。

ほかにもコミュニケーション能力を活かして、家具メーカーの販売やアパレル販売など、接客業に転職する人もいました。

ケアマネージャーへの転職成功例

20代女性

ケアマネの資格を取ってからは、自分で病院や施設などに電話し、見学をしに行きました。時には一日ボランティアを行うなど、自分に合う環境を探しました。

歯科衛生士になった時と同様に、ケアマネージャーの資格を取得して転職した人がいました。

歯科医院以外の仕事、特に未経験の職種など異業種の業界に足を踏み入れる不安は大きいですよね。

ケアマネに転職した人は、一度ボランティアなどで現場に携わり、職場の雰囲気や業務内容を肌で感じたという人もいます。

ボランティアのほかにもインターンなどを受け付けている企業もあるので、不安に感じる人は正社員になる前に一度そちらを体験して仕事を決めるのも手ではないでしょうか。

ほかに、

  • 溶接関係の事務
  • 耳鼻咽喉科の助手

に転職した人がいました。

歯科衛生士からの転職におすすめ転職サイト・転職エージェント

歯科衛生士を辞める人が希望する転職先は、人によってさまざまです。
ですから、いろいろな業界の求人が幅広く揃っている大手の転職サイトか転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

まずは体験談でも利用者が多かったリクナビNEXTを紹介します。

「リクナビNEXT」には登録しておこう

リクナビNEXT

リクナビNEXT」は、780万人以上が登録している日本最大級の転職サイトです。

特徴は、5,000件以上というたくさんの求人から自分のペースで仕事を選べること。
しかも求人の大半は他の転職サイトで掲載されていない求人なので、リクナビNEXTは必ずチェックしておかないと条件の良い求人を見逃してしまいます。

また、すぐに辞めるつもりがなくてもリクナビNEXTには登録しておくのがおすすめです。
それは、企業からのスカウト機能があるからです。

しっかり自己PRした履歴書を登録しておけば、企業から直接オファーが来て、すぐに転職が決まるかもしれません。

相談したいなら「リクルートエージェント」

リクルートエージェント」もリクルートが運営している転職成功実績No.1の転職支援サービスです。

リクルートエージェントでは専任のコンサルタントが、志望動機など履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
就職活動・転職活動の経験が少ない人にとっては、いろいろ相談できて心強いサービスです。

リクルートエージェントも求人数は15万件以上あるので、いろいろな仕事から選べますよ。

歯科衛生士からの転職で年収はキープできる?

歯科衛生士からの転職前後での年収を比べてみました。

年収アップ 0人
ほぼ変わらず 3人
年収ダウン 3人

口コミでは「同世代より給与が低い」という声も上がっていましたが、現状維持が半数となりました。

また以前より給料が下がったという人もいますが、「未経験でも雇って頂けるならそれだけで有難い!収入が減る事も最初からわかっていたので、特に気にしませんでした」という人も。

未経験職種だと年収が下がることもありますが、昨今、スキルを身に着けて昇給、また条件のいい会社に移るという人も増えています。

なにより転職をして仕事の不満が解消されたという人もいるので、一概に年収が高くならない=転職失敗とは言えませんよね。

歯科衛生士を辞めてよかったところは「やりがい」「ワークライフバランス」

転借サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、実際によかったと感じているポイントをまとめました。

やりがいがある

20代女性

ケアマネとして働いていると、ご本人様からの感謝やご家族様からの感謝の言葉をたくさん頂きます。仕事としてやっていることでも、涙を流してまでお礼を言われます。

30代女性

一番の喜びは、やはりオススメしたアイテムを購入してくれた瞬間です。自分の想いが伝わった!と毎度感動します。初めて商品を売った時は涙が出そうなくらい嬉しかったです!

歯科衛生士の業務内容で多く挙げられたのが「歯石取り」。中には仕事がルーティーンになって「自分が機械になったみたい」という人もいました。

そのためか転職をして、やりがいを感じているという人が非常に多く見られました。働きがいのある職場に出会えてよかったですね!

ワークライフバランスが取れる

20代男性

給与がきちんと上がり、昇進機会が多く設けられています。土日祝日が休みで残業が少ないことも魅力の一つで、今ではワークライフバランスが良く保たれています。

30代女性

働き始めてすぐのときに、子どもが熱を出して幼稚園を休むことになりました。まだ研修期間内で休むことに抵抗があったのですが、連絡をすると快くOKを出してもらえました。

また転職によってワークライフバランスが取りやすくなったという声も。

歯科衛生士だと仕事が休みにくい、土日仕事のこともあるといった悩みがありましたが、業界を変えることでより働きやすくなったという人が少なくありません。

「いつか転職」と思うなら早めのアクションを!

歯科衛生士が転職する際、よく言われるのが「せっかく資格を持っているのだから歯科衛生士として働いたら?」「資格がもったいない」といったことです。

しかし、口コミ回答者からは「あまり気にしないことです」といった声が寄せられています。

資格や経験を生かすことも大事ですが、それ以上にやりたいことや条件の合うところで働き、ワークライフバランスを保つことも大切なのではないでしょうか。

また、昔は一つの会社に縛られる人が多かったですが、今の時代環境により自分の才能が開く場所、会社に出会える可能性が高いです。

もし、どうしようか悩んでいる人がいれば、気持ちを切り替えて新しい仕事にチャレンジしてみてください。

転職時期や転職回数、辞めるときの言い方や伝え方など、不安に思う人はエージェントに相談してみてはいかがでしょう。

いつか転職することを考えているなら、思い切って早めに行動しましょう。

悩んでいるうちに年齢が上がって、少しずつ転職しにくくなってしまいます。

未経験の仕事への転職は、若いほど希望に合った条件で転職しやすいので可能性が広がりますよ。