ブランクのない賢い退職|アパレルスタッフを辞めたい人の転職体験談

アパレルスタッフを辞めたかったいちじくさん(29歳・女性・福岡県)が転職した体験談です。

仕事内容 婦人服の販売員から生命保険会社の営業に転職
年収 280万円から190万円にダウン

販売メインの婦人服売り場で働く

デパートの中で、婦人服を販売していました。経験年数は3年ほどです。

仕事の具体的な内容は、1日中販売がメインです。その中、販売に関係する業務もありました。

朝からは入荷の作業、検品を行ったり、朝礼に参加したり、店舗の掃除を行います。それからお客様の顧客管理などを確認します。
お客様がご来店しやすいように、一日中動きながら入りやすい売り場の雰囲気を出します

お客様がご来店くだされば、お探しの商品などをお伺いしたり、コーディネートの相談にのったり、世間話をすることで楽しんでお買い物していただくことに努めます。お買い上げくださったら、丁寧に包装して、帰った後も満足してもらえるようなアプローチを行い、リピートにつなげます

会社の裏の仕組みを知ってしまった

辞めるきっかけは、会社の仕組みが大変おかしい点に気がついてしまったことです。

タウンワークに掲載されている募集掲載では、健康保険と厚生年金がついていて、リフレッシュ休暇もついているということが書かれていました。しかしながら、面接で最初の3ヶ月間は研修期間で健康保険と厚生年金はつかないということを言われ、面接に落ちてしまうのが怖くて何も言えませんでした。

それから3ヶ月以上たち、1年たち、2年たっても社会保険をつけてくれませんでした。何度か上司からも言ってもらいましたが、会社はつけてくれず、他のスタッフも同じ対応をされていました。雇用契約書を確認すると、その会社に入社しておらず、別の人に雇われていることが小さく記載されていました

運命を感じた職場に入社

退職を考えていたときに、生命保険会社の営業の人がたまたま職場に来ており、一緒に働かないかと誘われました
ちょうど、新しい職場を探していた最中だったので、話しを聞くことにしました。

なかなかすぐに、新しい就職活動もできず、運命を感じてとりあえずお誘いに答えることにして、入社しました。知っている方が、新しい職場にいるということが安心感があることも大きかったと思います。また、誘われたタイミングがちょうどよかったからです。

現在の収入と同じ金額を一年間は保証してくださるという話しで、とにかくとりあえず1年だけでもいいので働いてほしいと言われ、収入の条件は求めました。また、休みの確保の日数と、退社時間と、職場の人間関係も確認しました。

退職日と入社日の折り合いの難しさ

現在の仕事をしながら就職活動を同時進行で行うということは、とても大変だと思いました。

働いている会社との、退職日が折り合いがつくことが急には辞められないということがとても大きいです
また、退職日が決まらないと新しい職場も、決まらず、いつから入社希望なかもお伝えすることができず、みなさんどうやって転職されているのかと思いました。

退社の日と入社の日がスムーズに翌月にしてくれる転職がとても難しいと思っています

保険の営業はラジオ体操から始まる

今は生命保険の営業をしています

朝の8時50分までに出社して、ラジオ体操がはじまり、9時から朝礼が始ります。朝礼では、そのオフィスの長の方が、1時間から1時間半、話しをされます。今日のニュースや、上司の思い、今の世の中の経済などを話され、これからお客様にどのような営業トークをしていけばよいのか考えてほしいという内容です。

朝礼が終われば、各々営業へ出て行きます。とにかく保険に入ってくださる方を探します。担当の地区や会社が与えられ、その世帯の地区を1件1件、訪ねて営業にまわります。また、すでに入っているお客様のアフターフォローのために、そのお客様の御宅を訪ねて、新たな保険商品の提案を行ったり、請求漏れがないかなど確認にまわります。

大きな会社の安心感は強い

今の会社に決めたのは、知り合いが働いており、誘われたからです。

退職が決まっていたときに、次に就職するところが決まっておらず、探していたタイミングで、今と同じ給料で1年間は保証してくれるということも大きな理由です。また、営業職で空き時間も活用できることもあります。

転職してよかったことは、大きな会社なので、福利厚生はしっかりしているということです。健康保険と厚生年金などきちんとついています。また、暦通りの休みで、土日祝日は休みであることと、さらに夏休みやお盆やすみ、お正月休みなどがしっかりしていることと、有給もきちんとあります。大きな会社は不審なところはなく安心感があります

想像と違ったことは、誘ってくださった職員さんが、入社してほしいばかりに、本来なら違うことをたくさん言っていたことです。給料の金額も、実は条件がいろいろあり、言われていた金額と違いました。また、知り合いの方と一緒に働くクルーだと言われていましたが、入社してからそうではなく、朝の朝礼の時だけに顔を合わせる程度の日がほとんどだということです。知人には営業しなくていいという約束でしたが、知人に連絡するよう言われるようになっています。

退職は計画的に!

次の職場の入社日を決めてからブランクなく、賢く、現実的に転職を考えていくことが賢明だと感じます。

退職日を決めてから転職活動をしないといけないという人が多くいますが、就職先を決めてから折り合いをつけながら、上手にステップアップしていくのが賢い転職だと思いました
退職を先に決めてしまって、困ったときに誘ってくる職場は信用があまりありません

アパレルスタッフから別業界に転職する方法はこちら!
アパレル店員からの転職アパレル店員から事務・営業職への転職を成功させるコツとは
いちじくさんの転職満足度
4.5

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です